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読売新聞大阪版より   

若者よ 就職 成就へ
河内長野・勝光寺 企業家住職が開塾


「滝で煩悩を洗い流し、本当にやりたい仕事を見つけてほしい」。滝行の行場で参加を呼びかける井本住職(河内長野市の勝光寺で)
 過去最悪の就職難に苦しむ若者らを救おうと、河内長野市日野の「勝光寺」が来年から、滝行や座禅に加え、企業家でもある井本全海住職の法話で学生らを応援する「寺子屋・就活塾」を始める。修行を通した自己分析を就活に役立ててもらおうと企画。同寺は「内定を勝ち取る就業修行に挑んでほしい」と参加を呼びかけている。
 塾は1月23日から月2回のペースで半年間を予定しており、さまざまな修行や「就活(就職活動)法話」、企業経営者らを招いた座学や農作業や介護などの体験を行うという内容。
 同寺は昨夏から、一般向けに滝行の修行体験を受け付けており、これまでに約500人が参加。中でも、就職難に悩む学生やフリーター、その保護者らが後を絶たず、その多くが世間体を気にして自分を見失い、自信をなくした若者という。
 貴金属会社を営む井本住職は「ブランド志向で一流企業に固執し、虚像で試験に臨むからすぐにばれる」と指摘。「この学生ならどんな試練でも乗り越える、と採用者に思わせる熱意は、心から好きな仕事でないと生まれない。修行はそれを見つけるきっかけになるはず」と力を込める。
 大みそかの31日には、履歴書を祈祷(きとう)する「就活特別祈願祭」も護摩堂で実施。申し込みがあった人が持参した白紙や書き損じの履歴書を祈祷、供養する。
 就活塾の参加希望者はホームページ(http://www.syokoji.jp/form.html)から申し込む。問い合わせは、同寺(0721・63・1479)。
(2010年12月31日 読売新聞)

【このような人との出会いが人生を大きく変えていくのではないのかと思う。私も若い時、同じ離島である奄美大島出身の先輩との出会いが私の人生を大きく変えていったことを思い出している。夢や希望を追いかけていく青春に出会えたことが、現在の自分を支えている最も大きなエネルギーの源だと思っている。ブランド企業のことばかりでなく、広い世の中を見まわしてほしいと思う。色んな人生のドラマが見えてくるのではと思う。一度や二度のことで挫けずに夢や希望をぜひ引き寄せてほしい。】

by magome2007 | 2010-12-31 07:55 | Trackback | Comments(0)

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