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医原病と薬害の実態   

昨日の内海先生の講演内容は「医原病と薬害の実態」でした。薬害の話は、これまでも聞くこともあり噂話程度は知っていたのですが、具体的中身までは知らなかったので、昨日の講演内容は具体的な内容で、よく理解することができた。

まずは医療化とは何なのか。このことは医学によって解決できると考える概念だと話され、精神科権威主義や製薬会社の売り上げ至上主義による、薬の販売拡大による薬の蔓延など、それに、ヨーロッパの製薬会社の薬まで凄い勢いで販売されている。

特に、内海先生は精神科の先生なので、精神科において薬がどのように使われているのかについて、具体的事例に基づいて話された。診療前と診療後の変化などについては、聞いているほうが本当にそうなのかと思うような内容であった。

最近の事件の報道などにおいて、原因不明の事件が良く報道されているが、死亡解剖の結果などから薬の影響が考えられる傾向が多くなっているようだとの説明には、事件の原因が不明だとの報道の奥には、このような事が十分考えられるのである。

不眠による睡眠薬の利用などについて、薬利用するより不眠のまま生活されたほうがよく、快眠の人より不眠の人のほうが長寿の傾向が高いとのことで、睡眠薬利用によって慢性になり影響が出てくることになるとの説明には納得でした。

精神科でよく使われていた薬の効果について、ヨーロッパでは多くの人たちが知ってしまって使われなくなった薬を、日本の国内でじゃかすかじゃかすか使用されているとのこと。そこで、ヨーロッパの製薬会社は利益の出ていた薬の代わりに、現在ワクチンの製造に力入れているとのこと。

日本では、ワクチンの接種について報道が良く行われており、ワクチンの製造過程や内容について詳細に知るべきだと言われていた。ワクチンを体内に入れることによる影響について製薬会社の宣伝みたいな報道には、疑問を持つことが必要だとの説明には納得です。

現在の日本における薬漬けの実態は世界で最も高く、中国の阿片戦争の時以上に日本国民は薬による影響で、様々な分野において危機的状況を作り出している。このことは、アヘンを輸入した清国の民がアヘン中毒によってイギリスに利用されてきた歴史を思い出した。

今の日本は、当時の清国より深刻でヨーロッパの薬をじゃかすか投与されている患者は、アヘン中毒患者とまさに同じである。タバコ中毒と同じだと考えるとよく理解できるのではないのかと思う。それは、喫煙者は悪いといった考えを持つことはなく吸い続け、体が侵されていくことに気づくことから遠ざかっている。

薬害と喫煙は本人の自覚が最も重要で、製薬会社の広告塔である報道の内容は疑ってかかるべきだと言われたことはよく理解できる。

by magome2007 | 2013-05-27 07:57 | Trackback | Comments(0)

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