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長崎漁港がんばランド   

昨日の県議会・県政改革特別委員会において、副知事の出席を求めて行われた。漁港関連施設用地の利用に関する中で、水産部の対応に対する厳しい意見が出されたのに、見直しような考えもなく数億円の投資が消えてしまいそうな状況である。

これまで水産部も一緒になって協議を続けてきたのに、途中から敵対関係のような対応になっていったことには、これまでの協議内容を聞いていても納得できるような内容ではない。以前、同じような問題を必死になって解決された水産庁から出向で来られていた課長の取り組みは全く無視された格好である。

同じような漁港関連施設用地の用途変更について、水産庁、農水省、財務省の了解をいただき、全国で初めての用途変更をしたのである。この時の課内での協議を後日聞く機会があったのですが、課長以外はすべて反対だったのです。

全く同じだとは言いませんが、千葉県の京葉臨海コンビナートの工場団地は、当初予定していた企業の進出が厳しくなって思うように工場団地が埋まらなかった。産業振興の担当課は必死になって企業の進出を働きかけたのだが、世界経済の動きがさらに厳しくなっていったのである。

そんな中で工業地帯の広大な土地を成長につなげる動きが出てきたことで、遊休地に対する活用策が浮上してきた。それぞれの企業の持っていた遊休地を商業施設に貸すことで、地域の経済対策と雇用拡大に大きく貢献することになっている。
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工場団地の中にはアウトレットを始め、大型店舗が4店の進出があり、数千人の雇用が生まれ販売額も当初の予定を大きく伸ばし、さらに大型店舗の誘致に力を入れている状況である。日本経済を支えてきた重厚長大の産業の復活は非常に厳しく、これまでの取り組みにしがみつくだけでは発展する可能性は低くなるばかりである。

利便性の高い土地の有効活用について千葉県の自治体の取り組みは長崎県にも非常に参考になるはずである。成長戦略から無理に離れようとしている姿に水産部の対応は重なってしまうのは私一人ではないと思う。

by magome2007 | 2013-06-04 07:39 | Trackback | Comments(0)

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