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学力調査は活かされてきたのか   

今日の新聞紙面では、全国学力調査のことについて全国紙から地方紙まで、こぞって報道されている。その中で高知県の飛躍が高い評価を受けているようだ。学力トップ県である秋田県に出向いて頑張った結果が出ているからである。

学力調査など塾通いの都市部が良くて地方は良くないのかと思う人も多いのではと思うのだが、秋田県における学力向上対策の中で、そのようなことは全くなく都市部と田舎の差は逆転しているところもあって、教育委員会のやる気と現場のやる気ではないかと思う。

高知県に続いて躍進した山口県では、教育長をトップに教育力向上推進本部を立ち上げ、教育委員会先頭にオール山口県で取り組み、授業の上手い教員の指導を仰ぐことや、少人数の試験的導入など行った結果が、徐々に出始めているとのことである。

一方長崎県の学力は、全て全国平均を下回っており、これまでも取り組まれているのだが掛け声だけに終わっていたのではなかろうかと思う。それは、現場の教員の取り組みもそうだが、教育委員会における危機感は浸透していたのかといった疑問が出てくる。

このことはどういったことなのか、学力を高めるためには子供たちの意欲的な取り組みが最もいいと言われており、そのためには教員の行き届いた細かな指導が求められるのだが、いじめ問題のトップ県として考えられるのは、子供たちへの気配りが少ないことを意味しているのではないのかと思う。

長崎県の学力向上対策は、教育長をトップに死ぬ気で取り組んで頂かなければ、小学校や中学校だけでなく、高校まで夢のない学校教育になってしまう可能性が大きくなりそうである。長崎市内の高校の学力低下は、そのことを指摘しているのではないのかと思う。

by magome2007 | 2013-08-28 07:51 | Trackback | Comments(0)

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