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一般質問の選択制について   

一般質問が今日から4日間の日程で始まる。一般質問を学芸会などといって批判してきた知事の影響で、県議会改革に取り組んでいるところは多く、長崎県議会も知事からの批判はされていませんが、県議会改革に取り組んでいるところである。

これまでは。一般質問は全て一括質問方式で行われており、この方式を見直しすることで一括質問方式に加え、一問一答方式の導入を図ってきている。一問一答方式を分割方式といっているところもある。質問の内容と答弁が理解しやすいのは一問一答方式である。

これまでは、予算総括質疑と決算総括質疑を一問一答方式で行ってきていたこともあり、一般質問も一問一答方式にしようといった協議が行われ、その中で両方の方式の選択制にしてはどうかといったことで、現在選択性にしている。

ところが、選択制にするときに、反問権についても協議を行い、知事に対する反問権の付与を行うようにしている。このことは一問一答方式に対する議論を深めることから必要性を認め、現在に至っているのだが一括質問を選択される議員が多い。

一括質問方式を選択されている議員の全てが自民党の議員である。本来であれば質問通告制をとっているので、執行部との質問のすり合わせを行うので、これまでと違うこともなく行われるはずなのに、質問が単なる棒読みになってしまう傾向が多く見られるのである。

このことは以前から多くの皆さんが指摘しているところであるが、一般質問の原稿を職員に代筆させているのではないのかといったことが指摘されているのである。本会議場における緊張感がないことも、このような事が原因なのかと思うところもある。

県議に当選した時から思っているのだが、あれだけの原稿を書くためにはかなり多くの資料を読みこなさなければできない内容なのに、再質問まで原稿を読む姿には違和感を持っていた。まさかとは思ったのだが、職員が原稿書きをされていたのには本当にびっくりした。

今日から始まる一般質問の内容をしっかり傍聴していただき、一括質問をされる議員と一問一答される議員の比較を行っていただきたいと思う。
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by magome2007 | 2013-11-28 03:49 | Trackback | Comments(0)

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