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東京都も大変だな   

猪瀬知事の周辺も騒がしくなってきているようだ。いつの世も裏金のような訳の分からない金には、世間は非常に冷たいことを、時代劇のドラマの中でも教えている。水戸黄門のドラマの中で「助さん、格さん、懲らしめてやりなさい」などといったセリフは多くの皆さんが知っている。

東京都議会で知事を呼んで、詳細な取り調べが行われるような報道がされている。どのような判断が下されるのか、並行して徳洲会の選挙違反事件が法廷で始まろうとしている。都議会の調査と、裁判所の取り調べが比較できるような形で報道されると、多くの皆さんが金の流れを知ることができると思う。

日本における民主主義は選挙によって支えられているのであり、買収接待などが行われるような選挙では、いつまでもまともな民主主義を確立することができない。欧米では長い時間をかけ、革命など行いながら民主主義が形作られてきてる。

今回の都議会の取り組みや、裁判所の取り組みを通して政治の世界を、より透明な姿にできるのかが問われなければならないと思う。ところがいつものことだが、のど元過ぎると熱さ忘れてしまうことが、我が国に国民のための制度が思うように育たない原因なのかもしれない。

欧米の教科書の中には、革命の背景や国民の叫びなどが学べるようになっていることも、政治に対する関心が高いことにつながっているのではないのかと思う。我が国における投票率の低さは、教科書の内容にも原因があるのではないのかと思う時もある。

中学校や高校において、身近な選挙など題材にしながら、投票することがいかに素晴らしいことかを学ぶことができるようにすべきであり、成人になって投票できるようになった時、必ず投票することを自覚できるような大人に育てなければならないと思う。

そのような若い人たちが育つことによって、今回の、都議会を舞台にした知事の抱える問題解決が、どのように図られるのか、裁判がどのように進められていくのかといったことが、我が国の民主主義を欧米に負けないような、素晴らしい民主主義を築くことに繋がっていくものと思う。


by magome2007 | 2013-12-05 07:56 | Trackback | Comments(0)

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