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【祝】青砂ケ浦トンネル開通   

島の中の県道で急カーブが多くそのうえ狭かった区間を、トンネルで抜けることができるように改良工事が行われていた。昨日はトンネルの完成を祝って午前中に開通式典を行い、午後2時から一般車両の通行が行われるようになっていた。

この島の中における9本目のトンネルで国道から県道に至るまで、改良に改良が加えられ緊急車両も随分走りやすくなっているのではなかろうかと思う。県議になったころ島の基幹病院である上五島病院の院長から、道路建設をしっかりするように言われたことが昨日のことのように思い出されました。

初めは病院の院長がなぜ道路工事のこと言っているのだろうかと思っていたのですが、一分一秒を争う救急患者の受け入れに対し道路の良し悪しが大きく影響することを説明され、具体例なども話され道路の改良が島民の生命を守ることに直結されていることを良く話されていました。

昨日の式典の中において、このようなことに触れることはなかったようですが、観光や交流人口、中心市街地との距離が近くなったようなことを話されていました。病院での手術で輸血が必要になった時など、夜でも病院に駆けつけなければならず道路事情の改良は本当に素晴らしいことです。

トンネルの工事関係者の話では、開通したトンネルは強い風が通り抜ける日が多く、山の中腹のトンネルとしてはよくわかるような気がします。旧道を走っていても風の強い日が多く、海からの風がまともに当る場所だったので、トンネルの中も同じように風が抜けていくのだろうと思う。

トンネルの中に歩道はなく、通学道路でもなく観光客の皆さんが歩くような道路でもなかったことが、歩道の設置にまで至らなかったのではなかろうかと思う。トンネルができたおかげで旧道を走ることが、観光資源になっていくような気がしていたのは私だけではないのではと思う。

トンネルのできた区間を合わせ1.5キロ前後の区間は、海原に夕日が沈む様子を眺めるには最高のロケーションであり、夕日の沈むころにはぜひ旧道を走っていただけたらいいと思う。島には多くの夕陽を眺める場所が多く、甲乙つけることのできない場所ばかりである。

by magome2007 | 2014-03-22 07:19 | Trackback | Comments(0)

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