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三河内焼、波佐見焼頑張ろうよ!   

今日の新聞紙面に、「冷酒の乾杯向け器を開発 有田焼5窯元、8月中に発売」とか「陶器カップで乾杯しよう 信楽で展示」といった記事が載っていた。長崎にも素晴らしい窯元があり、他所の窯元の取り組みを知ると、長崎の窯元も元気出してと思ってしまう。

専門家の人の話では、思うように販売が伸びていくような分野でもなく、世間が騒ぐほど内容はどうなのかといったことを聞く。ところが信楽焼振興協議会の取り組みは、陶器でのビール乾杯は少数だが、ガラスと違って陶器の良さをして知っていただこうと頑張っている。

一方の有田焼は、一年前に施行されている「日本酒乾杯条例」の効果を上げるために、冷酒の乾杯向け器を開発されている。一年中有田焼の酒器で美味しいお酒が飲めるようにすることであり、佐賀県の日本酒の蔵元にとって嬉しい取り組みではなかろうかと思う。

特に佐賀県においては、窯元の数は非常に多く新しいデザインの酒器に出会うことで、愛好家の皆さんの輪が大きくなっていくのではと期待できるのである。佐賀県の蔵元の話を伺った時もあり、日本酒生産に賭ける蔵元の意欲は本当に凄いと思った。

長崎県においても三河内焼と波佐見焼の窯元があり、佐賀県や滋賀県の窯元に負けない素晴らしい陶芸家も活躍されている。県内の多くの会場で、長崎産の陶器で乾杯できるようになれば、県内産のお酒も一緒になって販売は伸びていくのではと思う。

信楽焼は狸の置物が非常に有名で、乾杯する時に狸さんが出てきそうな感じであり、愉快な飲み会になりそうでもある。陶器の酒器は世界中にあり、国内で広がることは日本の文化の復興に効果を発揮するのではなかろうかと思っている。

参考資料
陶器カップで乾杯しよう 信楽で展示
冷酒の乾杯向け器を開発 有田焼5窯元、8月中に発売


by magome2007 | 2014-06-24 08:49 | Trackback | Comments(0)

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