行政の意識改革   

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集落の未来は集落の皆さんが中心になるべきではないのかといったことを話しながら、多くの皆さんの意見を聞かせていただいている。その中で体験談等も含めながら指摘されるのが、行政の皆さんは我々の提案を真剣に聞くことができるのかといった内容である。

行政との話し合いを経験された人に共通することは、住民との話し合いや審議会みたいなものは形だけのものが多く、行政の提案に対する意見は取り上げられることも少なく、話しするだけ無駄のようであり地域のために必死になって考えていたのに残念だといった具体的な指摘である。

それは行政の皆さんの検討しますとか、参考にさせていただきますといった独特の意味を持つ行政用語に、放浪されている姿ではないのかと思う。議会においてすらそのようなことで対応され、いつのまにか削除されてしまうことが多い。

同じような提案が繰り返されることには、このような行政の対応に負うところが多く、行政の都合で政策が決定されてきたことが、長崎県の現状や地域の現状がそのことを物語っている。人口減少や限界集落の出現は、強力な中央集権の結果である。

このような問題解決に取り組んだのが、竹下内閣のふるさと創生であり、今回の地方創生ではないのかと思っている。20数年前のふるさと創生では金塊買ったり、そのまま1億円を貯金したり、地方から期待されるような提案は非常に少なかった。

行政の提案が多かったことが、このような結果になっていたことを十分反省され、集落を中心にした集落の未来提案は行政の世界では見ることのできない提案が多く出される期待は大きいのである。そのためには行政の皆さんが、お上意識を完全削除することが必要である。

お上意識を捨て去ることが地方創生であり、地方復活の狼煙を上げることにつながっていくものと思う。住民の皆さんが言っても無駄と思う気持ちをなくしてもらう努力を行政の皆さんにはぜひ取り組んでいただきたいのであり、これが人口減少や高齢社会対策等につながっていくはずである。

参考資料
行政の常識は市民の非常識
平成 25 年度 第1回櫛引地域審議会 回櫛引地域審議会 (会議録・概要) (会議録・概要)
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by magome2007 | 2014-10-26 04:51

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