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議員報酬を減額?   

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県議の報酬を減額しましょうかといった議論が行われており、来年度の予算に間に合うように結論を出すようになっている。選挙前で減額すべきだといった意見には同調しやすいのだが、議会としてもっと無駄を削るべきだといった意見は出てこない。

もともとの発端は、知事や副知事等の報酬減額の話から、議員報酬の減額の話に繋がってきたようです。大阪の知事や市長は退職金はいらないといったことが報道されているが、このような話は長崎県では全く行われていない。

県議報酬の減額より、もっと効率を上げるべき事務事業改革を行うことで、県庁のコスト削減が大きく行われるのに、そのような取り組みにはできない説明ばかり行い、議員も取り組むことに尻込みする傾向が強く、現状維持で落ち着いてしまうのである。

武雄市の小学生がタブレットの活用で理解が速くなり、子供たちの間では反復学習も簡単にできることから、全国各地から視察に来られている。県の予算書や事業計画など県民の知りたい情報を簡単に、議員が説明できるようにするためにも取り組むべきである。

現在、Web会議の初級編を関心持っている皆さんで学習を始めているが、県庁にサーバーを置いて取り組むようにすれば、完全なペーパーレスに移行できるのである。県庁職員も、これまでの資料よりもっと県民に分かりやすい資料作りが求められるのである。

イラストや漫画を使った資料作成も必要で、これから求められる新しい分野ではなかろうかと思う。財源が厳しくなっていく中で、報酬や給料の削減をお行うことより、無駄な予算の見直しを行うことで数億円のコスト削減が行えるのである。

7千億円の予算の中で無駄な予算削減に取り組むことが必要であり、報酬削減が納税者に受けることは十分承知しているが、予算の無駄を省くことは議員の最も重要な業務であり、それをしなくて報酬カットだけの議論は本末転倒ではないのかと思う。

予算審査における議会の現状を見ると、予算の説明を受けるのが主でコスト削減に繋がるような提案は行われることがない。全国多くの地方議会で予算議案の原案可決が多いのは、議員の予算議案に対する詳細な内容まで理解していないからである。

関心ある全ての県民が予算議案に対する詳細なデーターを見ることができるようになれば、議員報酬などの減額より取り組むべき内容の多いことが良く分かるはずである。その後に、報酬削減や給料等について県民目線で行うべきだと思っている。

参考資料
Web会議システム
都道府県の議員報酬番付

by magome2007 | 2014-12-18 07:31 | Trackback | Comments(0)

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