知事の所信表明   

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中村知事の就任が平成22年3月、昨年2月の知事選挙で当選され中村県政2期目をスタートされている。これまで5回の予算編成を行っており、平成27年度の予算編成は終盤を迎えようとしている。来月には新年度の予算の概要資料も見ることができるのではと思う。

予算編成に臨む各部局長の取り組みは知事の県政に対する考えを受け、各分野における長崎県発展のビジョンの具体化を図っていかれるものと思っている。これまでも同じような取り組みを行ってきており、その結果が現在の長崎県の姿である。

特に当初予算案を審議する県議会において知事が述べる所信表明は、新年度1年間の長崎県の目指すべき具体化された政策についてであり、県勢浮揚にかける並々ならぬ知事の県政に対する強い姿勢でもある。全ての自治体のトップが行っている最も重要な取り組みである。

これまで県議会の演壇で述べられる知事の所信表明を聞くことで、一般質問やそれぞれの委員会における質疑等に反映されてきている。これまでの知事の所信表明は県議会議事録検索で自由に読むことができるので、多くの県民の皆さんに読んでいただきたいのである。

確かに内容は素晴らしく、故郷長崎県の発展に夢や希望を託せるような政策が並べられており、なぜ現在のような長崎県になっているのか理解に苦しむところである。金子知事就任の時から人口減少は指摘をされており、農林水産業の抱える諸問題についての取り組みも具体的に言及されている。

全ての分野における政策は国内トップを目指すような内容であり、県議会対策として所信表明が行われているとは考えたくないのだが、部局長の積極的な取り組みはどこまで行われているのかと思ってしまう。人口流出は全国トップ水準を維持しているのである。

限界集落や若者がいない集落など、毎年増え続けている県内の集落の現状を知っているのだろうかと思う。学校の統廃合も文科省がマニュアル作っているのだが、そんなことは早くから分かっているのに、長崎県の教育行政は文科省の追認をするだけなのだろうかと思う。

知事の所信表明について、各部局長はどのように考え実行していこうと考えているのか、また、その結果についての検証作業は行われているのか、政策が目指す効果や結果についてどのような整理をされているのだろうか、これまでの知事の所信表明を読み返してほしいと思う。

参考資料
平成27年度長崎県予算編成方針
平成26年3月4日 平成26年3月定例月議会における知事説明
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by magome2007 | 2015-01-23 05:53

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