木材「CLT」使用の施設続々   

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今日のタイトルの「CLT]は直交集成板と日本では呼ばれてますが、大型パネルを作るのに、ひき板を10枚20枚並べ、接着剤で一枚のパネルを作り、その上に直角にひき板を同じように並べ、接着剤で張り合わせ、それを三層から五層のパネルにしている。

この工法の先進国がオーストリアで、すでに高層ビルを初め多くの建物が建設されている。昨年、仲間の県議達と視察に行って、パネルの製造工程や、建設に使用するパネルの切込みなど、一連の作業の流れを見ることができた。

過疎に喘ぐ山村の中に、パネル工場や図面に基づいて切込みを入れる工場の誕生は、若者が故郷に帰るための魅力ある雇用の場を創出されたのである。CLT工法の一連の流れを視察することで、長崎県の林業を何とか活性化できないかといったことが視察の大きな目的であった。

昨年の視察において、県内でも同じような取り組みができることが分かり、帰国後は自信を持って県当局と協議を行い、林務課を中心に様々な取り組みを行っている。仲間の友田県議の一般質問で、知事を初め部局長の皆さんも知ることになった。

我が国の林業振興は遅々として進まず、全国の山は荒れ放題になっている。このような深刻な問題を何とかできないかといったことで、高知県の尾崎知事が先頭に立って、岡山県の銘建工業の中島社長の協力をいただき、数年前にCLT製造を目的にした製材所を開設している。

今日の朝日新聞の高知版にCLTの記事が出ており、高知県内においてCLT使用の施設建設が続々誕生することが報じられている。林業の活性化は、過疎に喘ぐ山村や農村に若者が帰る大きな力になることは間違いないと思う。

このような大きな転換が及ぼす影響は全国的であり、建築に関する情報も多くの人の関心を呼び込むだろうと思う。CLT工法で建設されている武雄市の陶芸家の葉山有樹先生のアトリエが、昨年オープンされており陶磁器の見学と合わせて出かけられたらどうでしょうか。

参考資料
CLTについて
葉山有樹スタジオ
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by magome2007 | 2015-03-10 06:51

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