これでいいのか統一地方選(1)   

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南松浦郡選挙区は市町村合併で新上五島町だけの選挙区になっている。新しい選挙区になったのは8年前で、今回で3度目の選挙を迎えることになった。特に今回の選挙は地方創生が叫ばれてから初めての選挙で、消滅自治体が出ると言われてからの選挙でもある。

新上五島町は消滅自治体の候補に挙がっているのであり、このまま進めば数千人の人が住むだけの島になってしまう。学校は統廃合で遠くなってしまい、病院もスーパーも経営が立ち行かなくなってしまう可能性が非常に高くなってしまう。

このような中で今回の統一地方選を迎える我が故郷は、これまでのような選挙でいいのかと思っている。これまで広報紙を3回全世帯に手配りしてきているが、どれだけの効果があったのか全く分からない。故郷の未来がどうなっていくのか真剣に考えてほしいと思う。

島の中の集落には平均年齢が60歳を超えているところもあり、これから追随していく集落も多く、それぞれの集落の未来を人任せにできないところまで来てしまっている。しかし、それでも国会議員の大号令で動き始めている県議選は大丈夫なのかと思う。

それぞれの地方議会は何のためにあるのか、県議会は国会の下請けではなく、町議会は国会や県議会の下請けではない。しかし、長崎選出の国会議員は、県議会も町議会もすべて国会の下請け機関だと思っている全国でもまれな国会議員達である。

国会議員は国家国民の未来について汗流すことであり、集落の現場も知らない国会議員が地方選の表舞台に出てきて、島の未来には責任を全く持つこともないのにいい加減なこと言って迷わすだけである。島の人口はぎりぎりのところまで減少していることを知ってほしいと思う。

病院を初め色んな企業の経営が成り立たなくなれば、我々島に暮らす人が困るだけであり、国会議員が困るわけではない。全ての責任と結果については、我々島民がすべて引き受けなければならない。地方選挙は何のために行われるのか是非考えてほしいと思う。

地方議会の存在自体が問題にされている中で、投票率は年々下がり続けていることなど、危機的状況に差し掛かっている。それでも地方議員の多くは現状維持のままでいいといっているのである。このままだと地方議会も選挙区も死に絶えてしまうのではないのかと思う。
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by magome2007 | 2015-03-26 05:46

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