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これでいいのか統一地方選(3)   

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今回の統一地方選の争点は人口減少や高齢社会対策、地方創生など具体的な政策が競われるべきであり、知事選においては行われているようだが、地方議会における選挙においてはあまり聞くことがない。これは私の選挙区においての話である。

政権与党の自民党でなければ議員にはなれないといったことを中心に叫び続けているだけでは、人口減少していく島の未来を切り開くことはできない。がけっぷちに追い込まれている現状から、空に向かって叫んでいるような姿ではないのか、具体的な叫びを上げて欲しい。

自民党県連の幹事長は、私を除名したことだけを話し、その原因について国会議員の指示で会派を出て行った混乱について話すべきである。こんなことはどうでもいいのだが、せっかく我が故郷まで来ていただいたのに、地方創生の離島版ぐらいは話してほしかったのに本当に情けない。

長崎県発展のブレーキにはなっても推進エネルギーにはなれない現実を見せてくれたのである。島の衰退の現実にどう向き合っていくのか、それぞれの分野のトップリーダーには具体的に示した欲しかった。医療や福祉の分野における人材不足においても危機的状況である。

島の未来の話し合いに子供たちの意見を反映させるにはどうすべきなのかといった議論も始めるべきである。今の子供たちの生活環境は、我々の育った環境と大きく違うことも考えるべきである。子供たちの事故が起きるたびに、大人たちによる第三者委員会で問題解決するとは思えないのである。

島の現状を初め、全ての分野における変化に対応する政策を競いあうことが、選挙であり、統一地方選挙は政策の比較検討するには、様々な情報が数多く集まるはずである。そのためにも候補者になる人たちに課せられている責任は非常に重いのである。

by magome2007 | 2015-03-29 05:51 | Trackback | Comments(0)

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