デジタル社会と高齢社会
2015年 04月 21日
大都市の電車の中や駅の中における携帯電話やタブレットについては、年齢を問わず多くの人達が活用されている。特に若い世代については、電車の中におけるSNSの活用は非常に盛んであり、右を向いても左を向いても同じようなことをされている。
我が故郷においては都会ほどではないが、年齢を問わず携帯電話やタブレットを持っている人は多い。特に独居老人には、携帯電話を持つことにより安否確認ができることで、離れて暮らす子供たちにとって唯一のホットラインである。
選挙前に広報紙を配り歩いていた時に、多くのお年寄りの皆さんから携帯電話について話を伺うことができた。農作業の時にもポケットに入れて仕事されるときの話には、都会の子供たちへの気遣いなどが感じられ、離れて暮らす親子のつながりを知ることができた。
それに携帯電話を使い慣れているようで、若い人たちと全く変わらないような活用をされているようだった。デジタル社会について、まだまだ多くの機器が使い勝手のいいものに開発されていくのでしょうが、高齢者の皆さんにも安心して使えるのではと思う。
一方教育の分野においても、デジタル化への対応は早く、教室の中にはデジタル機器が設置され、子供たちの世界は大きく変化を始めている。ところが、最もデジタル化について真剣に取り組まなければならないのに、現状維持で安心しきっているところがある。
地方議会で最も対応が遅れているところが県議会であり、市議会や町議会においてはデジタル化への取り組みの格差が年ごとに大きくなっている。世は高齢社会や人口減少社会と言われて数十年、これからの取り組みが注目されている。
by magome2007 | 2015-04-21 06:18 | Trackback | Comments(0)