2016年の新春に思う   

現在介護の世界にお世話になって思うことは、介護の世界の描くこれからの姿はどのような姿なのだろうか。世界トップの超高齢社会の我が国は、世界のモデルになるような取り組みを目指しているのだろうか。これ以上国力の低下や、所得格差を生まないような経済政策に期待が持てるのだろうか。

長寿社会と言われながら、長寿の幸せを感じることのできる社会になっているのだろうか。介護の現場から世界に向かって自信をもって叫べるような取り組みが行われているのか、今一度真剣になって考えるべきではないのかと思う。

世界に目を転じれば、スイスと日本は資源のない国で共通しているが、国民所得はスイスの半分である。スイスは多くの優秀な外国人の力を引き寄せ、付加価値の高い商品開発を行ってきている。時計や製薬など世界のトップ企業が数多く活動を行っている。

一方農業国のオランダは米国に次ぐ世界第二の輸出国であり、わが国が減反を始めた70年代の時は、オランダと同じ輸出額であった。その後の国の政策の差が現在の格差になってしまった。欧州の農産物の多くはオランダから輸出されており、常に研究開発を行う取り組みは、わが国が見習わなければならない。

なぜこのようになってしまったのか、わが国の高度経済成長の残像を引きずって、新しい制度設計が残像の影響を受け、経済最優先の政策によって所得格差を生み、福祉や教育まで格差が広がり始めている。スイスやオランダとの違いは、政治の世界が国内中心で経済のグローバルが叫ばれているときから、政治のグローバルの扉は開かれることがなかった。

世界中に支局を持つマスコミや世界の優秀な大学等で学ぶ留学生、学術会議で世界中を回っている学者の皆さんは、世界の政治の動きについてもっと多くの情報を国内において発信すべきではなかったのかと思う。閉ざされている政治の世界は旧態依然とした悪しき慣習が残されている。

世界がどのように揺れ動いているのか、地方の政治や行政はどこに向かっているのかなど、我々に誰が情報を与えてくれるのか、マスコミの責任は非常に大きいと言わねばならない。今年は18歳の新しい有権者の皆さんが投票する参議院議員選挙も予定されている。

閉ざされている政治の世界を、18歳からの若い有権者に我が国の未来を託するしかないのかと思う。これまでの政治は劣化の速度を速め、夢も希望もしぼむことを是としてきている。有権者の年齢制限も20歳から18歳に引き下げられ、被選挙権も20歳の地方議員を誕生させてもいいのではないのかと思う。
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by magome2007 | 2016-01-03 01:42

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