4期目のスタートに当たって   

■これから始まる4期目の政治活動の基本になる考え方をまとめてみた。長崎県内の地域や島が衰退してきた原因は、政治も行政も人任せになっていたことが最も大きな原因であった。毎年同じような予算書が作られ、議会は修正することなく原案可決を繰り返してきていた。本当に長崎県の為になるものなのか、産業振興に効果を発揮するものなのかを検証してこなかったことが、議会の最も大きな反省点ではないかと思う。

■知事の作った予算案を修正するには議員がしっかりと研修を重ね、県民の声を真摯に受け止めることが重要であって、現場の姿を常に見ることが議員には欠かせないことではないのかと思う。現場力とか現場通とか言われているが、議員に最も必要な条件が現場との接点であると思う。

■長崎県内の地域が衰退していった原因は現場をしっかりと見てこなかった議員に全ての責任がある。これまでは行政の作成した予算案を審議することが、議会の最も大きな仕事であると思っていた。又それが議会の考え方であると考えている議員が大半である。ここに大きな間違いがあったのである。

■政党支部が何のために張り巡らされているのか、行政が作った予算案の審議だけなら政党支部や議会の会派などは無駄な組織ではないのかと思う。このような組織は全て住民の為の組織であって、議員の選挙の為の組織ではなかったはずである。ここも考え違いをしている点がある。

■これからは自分達の町は自分達で作っていくことが求められており、予算なるものも自分達の知恵で考えていかなければならない。これまでは国からの補助事業に全てを任せ、自らの知恵を出さないで汗も流さない国からの下請け予算案を平気で議会に提出してきたことが全国の自治体を駄目にしてしまったのである。

■全国の自治体が同じような姿になってしまったのは、国会議員が補助事業を持ってくることから始まった。これに地方議員が並んで補助事業のメニューが毎年増え続け、無駄な公共事業を誕生させてきた。これは自立する地方が補助事業に頼るようになってしまって、依存型経営の自治体を全国に誕生させてしまったのである。

■色んな分野において改善すべきことが多く、何から手をつけたらいいのか困るほど歪みが発生している。まずは補助事業が主幹事業になっていることを変えさせることが最も重要ではないのかと思う。何が長崎県の主幹事業なのか、何が島の主幹事業であるのかといったことをもっと具体的にしなければならない。

■予算書において主幹事業をしっかりと把握することも重要であるが、前年において主幹事業を議会のほうから提案できるようにすべきである。それぞれの町にあった主幹事業は違って当然であるが、これまでは金太郎飴みたいに同じ事業が全国的に見られている。

■補助事業は国の下請け事業であって、名称の変更をすべきであって、下請け事業といえばよく分かる。それぞれの行政職の皆さんがどれだけ知恵を出して頑張っているのかがよく分かるのである。下請け事業を多く取り込んできた自治体ほど窮屈になってしまっていることが、地方を疲弊させさらに地域間格差を生んでしまっている。

■これまで地方は改善することができずに黙って過疎になることを見ていなければならなかったのかと思っていた人は多かったのではと思う。最も重要なことは全ての自治体の予算の中に全ての原因が隠されており、しっかりと予算案を議論しなければならない。

■そのために予算委員会を作ってしっかりと議論すべきなのに、思うようにすすめることができなかった。今回は失敗しないように注意を払って確実に予算委員会を立ち上げることができるようにしなければと思う。予算の中にどれが主幹事業なのか、下請け事業はどれなのかといったことをしっかりと審査することが重要であって、これまでのように行政に都合のいいような予算審議では意味がない。

■長崎県の産業育成がなぜ遅れてしまったのかは、下請け事業が主幹事業に変わってしまっていたことが大きく、これでは産業育成ができなかったはずである。最近になって徐々に主幹事業が生まれるようになってきている。各部各課においてこれからは何が主幹事業なのかをしっかりと見極めなければならない。
 
■知恵も出さない汗も流さないでは、地方は国の下請けでなければ生きていけないようになって、貧乏な町が数多く誕生している。それが北海道の夕張市であって、島も同じ運命をたどっていく可能性が高くなっている。自分達の顔にあった事業を作れなかったことが大きく、あまりにも楽な下請け事業に走ってしまったことが傷を大きくしてしまっている。

■自分達の住む地域をどのようにしたいのか、人任せにしないで自分達で考えることをしなければ衰退の一途をたどっていくだけである。家庭の中を人任せにしないことと同じであって、それぞれの地域も長崎県も同じである。国に任せてしまって長崎県の経済浮揚が図れるわけではない。

■選挙を終えて考えていたことを再度掲載させていただきました。
これまでのように土曜日、日曜日は休ませていただきます。
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by magome2007 | 2007-05-05 05:36

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