2014年 10月 12日 ( 1 )   

森林資源の活用   

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写真は、CLTによる木造の中高層建築を理解するために描かれている図面である。このような建築物を、今年の4月にオーストリアに視察に行って説明を聞き、内部から外部まで自分の目で確かめ、木造による建設効果をしっかり学ぶことができた。

今、我が国においても、同じようなCLTによる建築に取り組み始め、数年後には建築許可が出るような状況である。このような新しい建築方法の効果は、森林資源の価値を高め国産材への関心を高める効果が指摘されている。

これまでは、農業や漁業と同じように林業の担い手も減少し、後継者対策も思うような効果を発揮していない。戦後の植林の伐採期を迎えようとしている時期に、新しい建築工法による建築ができるようになることは、山に希望と夢がもたらされるのである。

それも個人住宅だけでなく、高層建築から公営住宅まで様々な用途に活用できることで、木材の需要も大きくなることが予想され、川上から川下までの経済効果が期待でき、山村の活性化に大きく貢献することは間違いないのである。

このように山に元気が戻ってくれば、里山活動も大きく前進することも考えられ、下刈や間伐も積極的に取り組まれ、これまで指摘されていた放棄地が大きく減少することも考えられるのである。雑木林にも手が入ることも期待できるのである。

森林資源の活用について、これまで国会や地方議会で取り上げられることもなく、森林資源の価値や山の価値まで旧態依然とした中で取り組まれてきている。このような閉塞感を破壊しようとしているのが、木造建築の新しい工法の技術開発である。

参考資料
日本CLT協会
CLT建築物
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by magome2007 | 2014-10-12 07:55