2015年 01月 04日 ( 1 )   

高校生たちの進路   

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年が明け、高校生や中学生たちの進路が目の前に見えるようになってきた。中学生達の進路と高校生たちの進路は大きく違って、島を出ていくのか島に残るのかといった、島の将来を左右する大きな出来事であり、中学生達は3年間先送りされただけである。

今年の高校生たちの進路によって、島の人口が2万人を切るのではないのかといったことが言われている。出稼ぎに行っている人も多く、正確な人口を把握するのは大変だと思うが、高校生たちが島を出ていくのと同じように、高齢者の皆さんもひっそりと亡くなられているのである。

生まれる赤ちゃんは年々少なくなっており、産科の問題も島の大きな社会問題となって議論される日が迫ってきているのではないのかと思う。島の人口の最も多いときには、毎日どこかで赤ん坊が生まれ、鳴き声の絶えることはなく、小鳥のさえずりと同じように耳に入ってきていた。

島の人口の多いときは、5万人以上の人が生活されていたのですから、60年間で60パーセント以上の人口が減ってしまった計算になってしまう。平均すれば毎年500人以上の人達が島から出て行っているのですから、40年後は無人島になってしまう。

そんな計算をする人は少なく、人口は減っても世帯数は減少しないこともあって、人口減少に危機感を持つほどの緊張感が生まれてこないのではないのかと思う。しかし、島で生活されている我々は確実に年を重ね、高齢化率を押し上げているのが現実の姿である。

10年前や20年前の取り組みをやっていたのでは、本当に無人島になってしまう可能性があり、新年度の町の予算や県の予算にも厳しく取り組むべきである。特に離島対策や第一次産業対策においては、島の生命維持産業であることを肝に銘じていなければならない。

お正月気分が抜けないところなのだろうが、島の厳しい現実を年明けとともに我々の目の前に突き付け、どうするのかといった決断を迫られているのである。4月の統一地方選は、全ての選挙区に似たような厳しい問題への対応を求められていることは間違いないと思う。

参考資料
人口減少 このままでいいのか
琥珀色の戯言
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by magome2007 | 2015-01-04 07:31