2015年 01月 20日 ( 1 )   

学校の統廃合は効率だけでいいのか?   

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学校の統廃合は全国的な問題であり、地方の小さな村や町も、大都市の東京も大阪も同じ問題を抱えており、小学校から高校まで統廃合で揺れている。大学も定員に満たない新入生を抱え、学校経営の根幹を揺るがし始めている。

教育における児童の数は数年前から、生徒の数は10数年前には分かっていたはずなのに、目の前に難問が来なければ対策をとらないことを問題にする人は少なかった。生まれてくる乳幼児の人数把握は行政でしっかり行っているのに、その行政が行う教育行政に活かすことができなかった。

この間いじめは全国に蔓延し、自殺する児童生徒まで出てきているのに、新聞報道は原因究明の取材に取り組むようなこともなく、行政の対応のまずさを追求するようなことが多い。いじめや事件が発生しても学校現場が反省するようなこともなかった。

教育委員会も同じでいじめ対策や事件防止に対する取り組みは非常に少ない。なぜこのように国家存続にとって最も重要な教育が旧態依然として取り組まれてきているのか、その原因が岩盤規制を変えようとしなかった文科省と政治の怠慢ではなかったのかと思う。

私立が取り組めて公立が取り組めないといったこともあり、お互い教育の現場における情報交換も十分ではない。担任の在り方、教師としての信念など、もっと子供の能力を引き上げるために教師はどうあるべきかといったことが議論されていない。

学校が効率優先で考えられるとすれば、住民の生活や子育て環境はどうあるべきか、人間主体の暮らしはどうなっていくのか、全てが岩盤規制の上で胡坐掻いている結果ではなかろうかと思う。地方議会だけでなく国会も、行政も、中央省庁も、ここら辺が岩盤規制の本丸ではなかろうかと思う。

参考資料
文部科学省 60年ぶりに学校統廃合の手引き
“廃校が招いた過疎”
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by magome2007 | 2015-01-20 05:50