2015年 02月 13日 ( 1 )   

海の中の異変   

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海の中の姿がどのように変わっているのか良く知る機会もなく、流れてくる情報を信じるしかないのかと思うような日々が続いていた。昨日は、海の中の話を聞く機会があり、聞けば聞くほど海の中の様子が荒涼としていく様子がよく理解できたのである。

藻の成長もなく藻場が枯れているといったことは、これまでもよく聞かされて来ていたので食害が大きな原因だとばかり思っていた。しかし、食害の原因だといったことでガゼの除去も行われたこともあり、藻場の回復が進んでいるものと思っていた。

よく話を聞くと、海の中には藻の姿は見えず、プランクトンが浮遊しながら着床を始め藻場を形成するのに、海の中の温度が冷えることが必要だと言われている。しかし、海水の温度は高くなることはあっても、これまでのような低い温度が続くことがないと指摘をされていた。

畑や水田における植え付けも季節に沿って行われていることは多くの皆さんが知っており、それは温度との関係で食物が育つためには最も大事な条件でもある。海の植物も同じことが言えるのであり、海水の温度が上昇していることは生育環境に大きな影響を与えているのである。

このようなことが進行中であり、食害の原因を除去すれば藻場の再生が見られるはずだと言っていることに、疑問が生まれてくるのである。長崎県の水産部は藻場造成に取り組んでおり、資源回復を図るためには藻場造成が最も重要だと言っている。

藻のプランクトンが浮遊するときの海水温度がどのように変化しているのか、場所や上層や中層や下層の海水の状況等の調査が必要であり、藻場造成が人工的に行われても自然界のサイクルが回るようにならなければ、効果は全く出てくることはない。

試験場の水槽や浅い海岸等で行われている藻場造成の事業の検証を行うべきであり、10年20年間における海水温度の変化や、沖縄県の島々における藻場の変化等についても早急な調査を行い、魚介類の生産物等についy手も同じである。

海水温度の上昇が海の中の生物から植物まで生育環境を大きく変えているようでもあり、コメの生産の産地が九州から北海道に変わることは間違いないと指摘されていたことを思い出し、海の中の変化も同じような方向で進んでいるのではないのかと思う。

参考資料
日本の水産業の現状と未来
地球温暖化の漁業および海洋生物への影響
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by magome2007 | 2015-02-13 06:06