2015年 03月 25日 ( 1 )   

人口減少に負けない島に   


三月は島にとって最も人口減少が激しい月で、高校を卒業した多くの高校生たちが島を離れ、就職や進学で夢や希望を抱いて飛びだっていくのである。同じように島を離れ都会で生活された人たちが、故郷に帰ってくることも多いときもあった。

最近では、都会から帰ってくる人も少なくなり、島外へ出ていく人の数だけでなく社会減少に加え自然減少も大きくなり、先月まで2万人以上いた人口も、ついに2万人を切ってしまって1万9千数百人になってしまった。6万人以上いたことが信じられないような減少である。

島の人口減少が始まって半世紀を過ぎてしまった。この間、水産業の最盛期を迎え好景気で島の経済は潤い、水産会社に就職する若者も多く島内の漁港はどこも活気があり、漁港や道路の整備も取り組まれ、多くの漁村が見違えるような姿になっていった。

しかし、社会の波は地方から都会へと若者を引き寄せ、全国的な人口減少に歯止めがかからなくなってしまった。そのころから故郷をどうにかしなければといった国の取り組みも行われてきたのに、目指すような故郷の活気を呼び戻すことができなかった。

現在も、地方創生に取り組まれているものの、これまでと似たような行政の取り組みでは結果が見えているのではないのかと思う。人口減少高齢社会は、これまでの取り組みを転換させるべきであり、多くの地域や地区において、それぞれの未来を描かなければならなくなってしまった。

その先頭に立つ地方議員には、選挙区内の全ての集落の姿を知ることが求められており、それぞれの地区や地域の姿を描く最も大きな原動力になるのである。人口減少していく中で島が輝くために残されている最後の取り組みは、島民の知恵の結集ではなかろうかと思う。

そのためにも先頭に立つ地方議員が、各集落の姿をよく知ることを多くの政治家の皆さんが教えてくれている。これまでも歩いてきたが、歩くたび各集落の抱える問題や課題が見えてくるのであり、集落の多くの知恵を活かすことで難問解決が図られるのである。
[PR]

by magome2007 | 2015-03-25 06:03