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長崎県の将来デザインは   

■長崎県の羅針盤である長期総合計画によって、これまで各分野における事業が遂行されてきている。この基本計画がスタートした時には、これまでのような自治体が作る構想などと違って、長崎県の将来を確実に豊かにできるのではないのかと思うほど、議会における答弁は自信に満ちていた。

■しかし、長崎県の現状はどのような姿になっているのか、未だに止まない若年層の県外流出、全国の最下位グループから脱出できない県民所得、衰退傾向に歯止めがかからない第一次産業など、長期総合計画が描いていた長崎県の姿と大きくかけ離れてしまっているのではないのかと思う。

■長崎県だけでなく国全体の問題であって、別に長崎県が努力していないことが原因だと思う職員はいないのではと思う。本当にそうなのかと思うのだが、それぞれの県においては経済成長がまちまちで、それぞれが成長戦略を描いていることを知っているのだろうかと思う。少子化によって失われていく労働力をどうやって確保していくのか、産官学において研究している県も多くなっている。

■このような厳しい問題に対して必死になって対策を議論しているところにおいては少しは期待できるのではと思う。長崎県においてはどうなっているのかと思うほど、このような厳しい問題や課題について取り組まれているような話は伝わってこない。目の前の問題について取り繕っているのではないのかと思う。

■格差問題についてどうすればいいのかといったことには、あまり問題意識を持っていないのではと思う。長崎県の現状は危機的状況なのに、これから将来の戦略はどのような姿を夢見ているのかと思う。これから迎える社会の潮流は、長崎県にとっては崖っぷちに立たされているような状況ではないのかと思う。

■まだまだ続くグローバル化や人口減少や高齢化に対する長崎県の未来戦略は大丈夫なのかと思う。全国表彰されたといわれている労働組合の機関紙を見るたび、仲良しクラブでは難局に対応できないのではと心配になる。
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by magome2007 | 2007-11-22 07:38

諫早干拓竣工式   

■諫早湾干拓事業の竣工式典が諫早市内のホテルで行われ、関係者の皆さんが出席して盛大に行われた。正式名称は「国営諫早湾土地改良事業完工式」であって、これまで名称は色んな変化があって、それだけでも諫早干拓の歴史が理解できるほどであって、半世紀にわたる戦いの歴史でもある。

■防災事業としての効果は、関係地区の皆さんの声をこれまで聞くことによって理解はしているものの、県内の漁業者を始め佐賀県や福岡県の漁民の皆さんの理解はいまだに得られていない。完工式に出席している同じ時間に、漁業者の皆さんのデモが行われていることは全く知らなかった。

■この事業の目的は多くの国民が知っているのであって、事業目的に向かって一丸となって取り組む姿勢が求められているのではないのかと思う。国営の事業であればなおのことであって、まずは事業を成功させることである。しかし、せっかくできた大型事業を観光地として活用しようといったことを言っている人がいる。

■私には何を観光資源として見せるのかよく理解できないのであるが、昔の農村風景と違ってこれからの農村風景がこうなっていくんですよって感じなのかなと思う程度である。日本の風景は外国人観光客があこがれていたはずなのに、いつのまにか絵にもならない風景にしてしまっている。

■農業のための土地改良事業であれば農地の活用をしっかりと、国民に情報発信するべきであって、観光などまだまだ取り組めるような環境ではないと思う。大型公共事業によって作られた事業を見に来てくれって言っているようで、何とも情けない発想である。それより普賢岳の姿が訪れた皆さんに多くのことを語っているのではないのかと思う。

■予算がどのように使われてきたのかを研究する教材としてはいいと思うが、観光資源にするのであれば、これまで行われてきた大型公共事業をすべて観光資源にすればいいのではと思う。諫早には多くの人をいやすことのできる場所があるのに、本当にもったいないと思う。昨日のあいさつの中で諫早市長の挨拶が最も気配りができていたのではと思う。

■近隣市町村の皆さんのことを考えて話されていたのではないのかと思う。直接の当事者であれば当然のことだと思うが、そうでない人も多くいることが日本のいいところなのかもしれないと思うときもある。
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by magome2007 | 2007-11-21 07:13

国の将来像   

■第7回都道府県議会議員研究交流大会に参加して、現在取り組み始めている道州制について色んな角度から各界の有識者の討論を聞いてきました。道州制の議論はどのように進んでいくのかは、多くの国民が関心を寄せている大きな問題ではないのかと思います。どのような分割方法になるのか、将来ビジョンをしっかり描くことができるのかといったことなどが重要だと思います。

■国においても、地方分権改革推進委員会や地方制度調査会において議論が行われていることなどの説明なども行われ、現在どのような状況なのか理解できたのではと思います。しかし、私がこれまで疑問に思っていることは解消されていなく、高齢者の皆さんが中心になってとりまとめが行われているのではと思うのです。

■道州制の討論は素晴らしいと思いますが、夢や希望が感じられない落ち着いた熱のない内容ではないのかと思います。それは、新しい国家像を描いていく中で若者が関心示すような内容が感じられないのです。各種の選挙の投票率が減少傾向にあることと比例しているのではと思います。

■正社員にもなれなくて契約社員や派遣社員で一生を終えようとしている若者に、国も地方も大きな借金で困っているから道州制の議論もすべきだといった道州制の意義がどのように響き始めているのであろうかと思うのです。すべての尺度が金銭感覚では夢も希望も生まれてこないばかりか、将来の国家像がいかにも小さく聞こえてきます。

■人間生きていくためにはいろんな価値基準があっていいはずですが、今回の道州制の討論は熱気を感じなかった情けない大会ではなかったのかと思います。グローバル経済と言ってはコスト削減必死になって、若者を安く使い捨てしているようなことで将来の国家像が完成しても大丈夫なのかと思うのです。

■これから国を背負っていくべき若者の将来が不安であることは誰もが納得されていることだと思います。逆に年金生活者の方が安定した将来が約束されているのではないのかと思うのです。それはそれでしっかりすべきことではありますが、次の世代にどのような国を残していくのかが、大きく問われているはずだと思います。

■選挙は年金一色で行われ、世界一流の国家になるための国家像を熱く語る政治家も候補者も少なくなっているのが現状ではないのかと思います。一時期は土建業者の代表が政治の世界に多くいた我が国が少しは一流になれるのかと思っていたのに、あまりにも夢がなさすぎるのではと思います。

■もっと若者たちに夢のある道州制や国家像を語るべきではないのかと思うのです。国民の豊かさとは借金だけの問題ではなく、もっと多くの価値ある社会の創造に向かって議論されなければならないと思うのです。若者達が責任もって議論できる環境を作るべきことも考えるべきだと思います。
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by magome2007 | 2007-11-20 07:27

看護の現場からの報告   

■昨日、午後6時から日赤会館において看護の現場からの意見発表が行われ、自民党県連政務調査会の皆さんと参加させていただきました。長崎市から市長、市議会議長を初め県議・市議10名ほどの参加があり、皆さん真剣になって聞いていました。

■長崎市内の大きな病院の現場からの声を初めて聞くことができ、見ているだけの世界と違って、現場で苦労されている看護師の皆さんの業務内容を初めて聞きました。高齢社会の中で体の弱い人が集中する病院の中を知ることができ、色んなことを学ばせていただきました。

■病院における夜勤の実態や、夜中にトイレに行ったときの事故など、大変な看護の世界を知ることができました。これまでも色んな皆さんから病院の業務については聞いていましたが,看護師の業務内容について昨日のような内容については聞くことがありませんでした。

■若い看護師の皆さんがなぜ辞めていかれるのかなど、その原因などについても発表があり、行政や議会においても積極的に働きかけることができることも分かりました。これまで真剣になって看護の世界の話を聞くことがなかったことは大いに反省しなければならないと思います。

■副院長に看護師を登用することについても、看護協会長から要請もあり考えさせられることばかりでした。毎年増え続ける看護師の業務についてもしっかりと考えていかなければならないと思います。長寿社会を支えている医療の世界にあって,増え続ける老人医療に対してどう取り組むことがいいのかなど難しい問題も多く、病院関係者に任せるような問題ではありません。

■長寿社会の中でいかに健康で長生きできるのかなど、一人一人が真剣になって考えることが必要ではないのかと思います。医療費の増加をどうやってカバーしていくのかなど、誰もが考えなければならない問題であります。これからも機会あるごとに看護の世界や医療問題には、積極的に関わっていこうと思っています。
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by magome2007 | 2007-11-13 07:41

日本の技術力は世界最高   

■先週は出張が重なってしまって、常任委員会での先進地視察と沖縄県の糸満市で毎年行われる戦没者追悼式が繋がってしまって、ブログお休みしてしまった。時間がないときにはちょくちょく休んでしまうことが多く、ちょっと反省すべき点なのかとも思っています。

■先進地視察を通じて感じたことは、ビジネスにおける強い意欲は全ての分野において最も重要な条件であることは間違いないことだと思う。物流においても製造分野においても同じことが言えると思う。東京の二子玉川高島屋における長崎県の物産販売は、その意欲の現われであったと思う。

■多くの都民に長崎県の魅力ある生産品を買っていただくための、環境がいかに大変な作業であるのかがよく分かった。多くの皆さんのご協力を頂くことによってできるのであって、ビジネスの最前線における生産販売を行うには公務員の意識改革が重要であると思う。

■製造分野における日本の技術の現状には本当にびっくりするばかりである。同じ日本のメーカーの車であっても、外国における現地法人で生産された車よりも、日本国内で生産された車が高く評価されていることを始めて知った。

■その差はどこにあるのかといえば、部品一個の完成度に差があるとのこと、どんな小さな部品一個においても最高の部品を作るために、工作機械もふくめ全てを改善することが、毎日の仕事の中で行われている。このことは社員一人一人の意識がしっかりしていることであって、職場環境も意識も日々改善の連続である。

■そのような改善改革が観光分野でも行われており、国内における競争がどんなに厳しいのかがよく分かった視察でもあった。このような民間企業の努力を直接見ているのに、行政の中における改善改革は一向に進まない。ここが長崎県の抱える最も大きく重大な問題である。
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by magome2007 | 2007-11-12 07:44

若い人の姿が見えない   

■先月29日から九州内の頑張っている地域をのぞいて見たんです。共通していることは、どこも若い皆さんが頑張っていることなんです。地域をよくするために、事業を伸ばすためにどうすべきかといったことなどについても、若い人達が仲間を集めて頑張っています。

■長崎県内でも元気のいい地域においては、若い人達が頑張っていることは共通していることなんですが、若年層の流出の影響が確実に見え始めているような気がします。50歳過ぎている人達が次の世代に対して、しっかりと育てる環境を作ってこなかったこともあるようです。

■長崎県を代表する経済団体のトップ人事を見ると一目瞭然であります。他所の県においては何々工業会などを作って産業政策をしっかりと考えています。製造分野においても分野ごとのネットワークができており、若い世代を育てていこうといった意欲が感じられるのです。

■長崎県内においては、若い世代が流出している現実が長いこと続いているのに、未だに流出防止策が効果を出せないでいることを誰も責任を感じないところに、長崎県の最も大きい問題が隠されているのではと思う。

■若い皆さんが進学や就職で県外に出て行くことが、長崎県にとっては普通の現象であって、これが他県においては異常な現象だと捉えてきたところはしっかりとした産業政策が効果を出し始めている。どこに違いがあったのか、それは、次の世代のことをしっかりと考えているところではないのかと思う。

■そのような環境の中で、若い世代の皆さんが必死になって頑張っているのではと思う。話していて感じることは行政に対する厳しい見方であって、それぞれの地域の未来に対する考え方が行政よりはしっかりしていると感じたのは私だけではないと思う。
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by magome2007 | 2007-11-02 07:23