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長崎県の谷川代議士と県議   

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4月3日告示される県議会議員の選挙について、南松浦郡選出の県議は何もやっていないといったことを叫んでいる人たちがいる。自由に発言できることを楽しんでいるようでもあり、利権構造を温存しようといった活動に取り組まれているのかとも思う。

これまで、県議になって5期20年間、様々な活動を行ってきている。県議に当選させていただいてすぐに取り組んだのが、佐世保・上五島間のフェリーの運航ダイヤの変更であった。それまで奇数日偶数日で運行ダイヤが違い不便であったことから、現在のような基本形を作り上げてきた。

続いて取り組んできたことは、国道・県道の道路改良事業であり現在も取り組んでいる。このことは県議に当選した時に、当時の上五島病院の院長であった白浜院長から、救急車が揺れないで走れるようにすべきで、救急患者の生命にかかわることだから必死になって取り組むことだと指摘されていた。

島民の命に関わることであり必死になって現在も取り組んできている。うどん生産拡大のための制度資金の創設も取り組んでおり、地元振興のために多くのことに取り組んできていることは、調べられるとすぐにわかることである。やるべきことをやっただけのことである。

こんな実績など関係なしに、何もやっていない県議だから谷川代議士の言っている通りに、公認候補を出すべきだといったことで、私のことを何もやっていない県議だと叫んでいる。谷川代議士の子分を選ぶために、地元のために必死に取り組んでいる県議を取り換えるべきだと言っている。

私は、谷川代議士の目の上のたんこぶで、県内における大型土木事業や建設事業を自由にするための駒として、私のような利権に協力しない県議を取り換え、自由になる駒を誕生させようとしている。そのために私がこれまでの20年間、何もしてこなかったと叫び続けているのである。

これが谷川代議士の地方選挙に口も手も出す姿であり、県民のことや島民のことなど考えることもなく、長崎県を私的なものとして自由に利用できるようにするための県議選挙に取り組まれているのである。街頭において多くの有権者の皆さんに、このことを知っていただきたいと思う。
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by magome2007 | 2015-03-31 06:08

地方議会は学芸会なのか   

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今日の毎日新聞の風知草に「地方議員の選び方」といったタイトルで、地方議会の現状を詳しく書いている。書かれている内容は間違いなく、長崎県議会においても同じことが行われている。一般質問について県庁職員に原稿を丸ごと書いてもらうことがごく普通に行われている。

職員が質問と答弁書を書いたものを、議員が原稿を間違いないように読み部局長がまた同じように原稿を読むのですから、学芸会と言われることもよく理解できるのである。このことをはっきり話された知事たちは、議会の改革や議員の意識改革が必要だと言われている。

今回の統一地方選において地方創生や人口減少対策など、候補者が現場を歩かなければ語ることが非常に厳しい分野を避ける傾向が多い。このような候補者の取り組みでは地方創生も人口減少対策も期待することができない。もっと議会サイドから提案すべき分野であることは間違いない。

地方の自主性を重視した新交付金事業においても似たようなことが行われている。全国の90パーセント以上の自治体で地域での特典付き商品券が発行されているのである。我が長崎県は1年前から「しまとく通貨」といった商品券を発行しており、県内の離島において活用されている。

主に利用されているのは県外からの離島観光客の皆さんに使っていただいている。おかげで観光客の増加が期待されているとの説明がされている。全国の活用についても似たりよったりで、俗にいう金太郎飴の類ではなかろうかと思う。

それにもう一つ、自治体の創意工夫を活かすと言っている国際観光推進については、全国的に無線ランの環境整備に取り組まれている自治体が多く、まさに横並びのオンパレードの連続であり、このようなことだと国が政策として取り組めば済むことである。

地方の独自性を求める政府がこれでいいのかと思うのだが、人口減少対策や高齢社会対策、雇用対策などは地方が本当に汗流して企画立案しなければ、完全に消滅していくだけの自治体が次から次に出てくるのである。今回の統一地方選の問いかけは非常に大きいのである。

議会も行政も社会の変化にしっかり対応するためには、現場を歩き多くの皆さんのお知恵を頂くことが最善の方法ではないのかと思う。知事選や市長選が先行して行われているが、今週の金曜日には県議会議員の選挙がスタートする。ぜひ学芸会の地方議会を卒業させるべきである。

参考資料

「機能不全の地方議会」
風知草:地方議員の選び方
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by magome2007 | 2015-03-30 05:52

これでいいのか統一地方選(3)   

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今回の統一地方選の争点は人口減少や高齢社会対策、地方創生など具体的な政策が競われるべきであり、知事選においては行われているようだが、地方議会における選挙においてはあまり聞くことがない。これは私の選挙区においての話である。

政権与党の自民党でなければ議員にはなれないといったことを中心に叫び続けているだけでは、人口減少していく島の未来を切り開くことはできない。がけっぷちに追い込まれている現状から、空に向かって叫んでいるような姿ではないのか、具体的な叫びを上げて欲しい。

自民党県連の幹事長は、私を除名したことだけを話し、その原因について国会議員の指示で会派を出て行った混乱について話すべきである。こんなことはどうでもいいのだが、せっかく我が故郷まで来ていただいたのに、地方創生の離島版ぐらいは話してほしかったのに本当に情けない。

長崎県発展のブレーキにはなっても推進エネルギーにはなれない現実を見せてくれたのである。島の衰退の現実にどう向き合っていくのか、それぞれの分野のトップリーダーには具体的に示した欲しかった。医療や福祉の分野における人材不足においても危機的状況である。

島の未来の話し合いに子供たちの意見を反映させるにはどうすべきなのかといった議論も始めるべきである。今の子供たちの生活環境は、我々の育った環境と大きく違うことも考えるべきである。子供たちの事故が起きるたびに、大人たちによる第三者委員会で問題解決するとは思えないのである。

島の現状を初め、全ての分野における変化に対応する政策を競いあうことが、選挙であり、統一地方選挙は政策の比較検討するには、様々な情報が数多く集まるはずである。そのためにも候補者になる人たちに課せられている責任は非常に重いのである。
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by magome2007 | 2015-03-29 05:51

水産業の魅力アップを   

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水産業の魅力アップに成功しているノルウェーは、若者たちが漁船に乗り込み人気の職業に育っている。船内の居住環境の改善や所得向上などが功を奏し、多くの若者たちの関心を呼び水産業の職場が大きく見直されていることは、多くの雑誌等でも紹介されている。

それまでは我が国と同じで水産業のイメージは悪く、若者たちから敬遠されていたのである。それが関係者達の努力で雇用環境や生産から販売までの流通も見直されている。日本の水産業も改革に取り組むことで現状から大きく変わることもできるのである。

今回、島の定置網について改革案を提案させていただき、県当局とともに基幹産業としての取り組みを強化していこうとしている。所得向上はもちろんのこと、現場のハイテク化や休憩室の改善など取り組むべき課題は多く、これまで行われてこなかった領域である。

若者たちに関心持っていただくには、職場環境の改善も大事な要素であり、島の基幹産業としての魅力アップ、パワーアップを図ることで大きく発展する可能性を秘めているのである。生産から販売までの流通の改善も見直さなければならない。

ほかにも、島の中の漁港の活用については、集落の皆さんを中心に話し合いをすれば、新しい活用方法も出てくる可能性も高く、新たな活力のエネルギーに育つことも考えられるのである。海と共に暮らす島の在り方を原点に返って考えなければならない。

組合員を中心にしたこれまでの取り組みに加え、漁船のいない漁港の改革改善案を子供から大人まで一緒になって、漁港の活用方法を考えることは新しい島の姿を提案できるチャンスになるのではなかろうかと思う。海とともに生活する島人の意欲をもう一度燃焼していただきたいと思う。
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by magome2007 | 2015-03-28 06:01

これでいいのか統一地方選(2)   

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これまで県議選を5回戦ってきたのは全て草の根選挙であり、選挙区内のほぼ全世帯を回ってきている。今回はその中でも最も多く回っており、様々なことを考えさせられてきた。高齢化や学校統廃合の影響など、多くの町民の皆さんから厳しい指摘を受けてきた。

以前ほど草の根選挙で戦う候補者の姿は少なくなっており、多くの皆さんが組織型の選挙を行っている。地方創生が叫ばれても組織型の選挙では、人口減少対策も高齢化対策も行政の企画立案を中心に進めることしかできないのではと思う。

そのような方法が現在のような人口減少をもたらし、限界集落を全国津々浦々に誕生させ子供の姿を消し去ってしまったのである。選挙は、このように衰退する地域の転換を促す方法でもあり、それぞれの故郷の未来に最も大きい影響が出てくるのである。

地方議会の選挙に国会議員が出てきて話すことはあっても、内容が下請け機関のようなことでは全ての選挙が国会議員のための選挙でしかない。このような組織型選挙によって地方が衰退し、消滅自治体を誕生させてしまったのである。特に我が故郷の新上五島町は全国一の人口減少自治体である。

新上五島町の周りの島である小値賀町や宇久島、平島などより急激な人口減少が予測されている中での選挙を迎えるのに、一向に気にすることなく大型公共事業に群がる姿には、島の未来図は見えてこないばかりか、今頑張っている産業まで衰退させてしまうのではないのかと不安になってしまう。

税収の少ない自治体が知恵を出すこともせずに、人口減少を叫んでも響くことはなく、金を求めてさまよう浮遊民のような姿ではなかろうかと思う。島の厳しい生活の中でみんなで知恵を出し合って生活してきた島の歴史を思い出すべきではないのかと思う。

島の歴史の中に活きている多くの先人たちの知恵に学ぶべきであり、人口減少高齢社会の荒波を乗り越えることは容易ではない。そのことを最もよく知っていなければならない立場の皆さんが、目先のことばかり叫び続けている姿に、20年、30年後の故郷の未来を描くことができない。
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by magome2007 | 2015-03-27 06:07

これでいいのか統一地方選(1)   

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南松浦郡選挙区は市町村合併で新上五島町だけの選挙区になっている。新しい選挙区になったのは8年前で、今回で3度目の選挙を迎えることになった。特に今回の選挙は地方創生が叫ばれてから初めての選挙で、消滅自治体が出ると言われてからの選挙でもある。

新上五島町は消滅自治体の候補に挙がっているのであり、このまま進めば数千人の人が住むだけの島になってしまう。学校は統廃合で遠くなってしまい、病院もスーパーも経営が立ち行かなくなってしまう可能性が非常に高くなってしまう。

このような中で今回の統一地方選を迎える我が故郷は、これまでのような選挙でいいのかと思っている。これまで広報紙を3回全世帯に手配りしてきているが、どれだけの効果があったのか全く分からない。故郷の未来がどうなっていくのか真剣に考えてほしいと思う。

島の中の集落には平均年齢が60歳を超えているところもあり、これから追随していく集落も多く、それぞれの集落の未来を人任せにできないところまで来てしまっている。しかし、それでも国会議員の大号令で動き始めている県議選は大丈夫なのかと思う。

それぞれの地方議会は何のためにあるのか、県議会は国会の下請けではなく、町議会は国会や県議会の下請けではない。しかし、長崎選出の国会議員は、県議会も町議会もすべて国会の下請け機関だと思っている全国でもまれな国会議員達である。

国会議員は国家国民の未来について汗流すことであり、集落の現場も知らない国会議員が地方選の表舞台に出てきて、島の未来には責任を全く持つこともないのにいい加減なこと言って迷わすだけである。島の人口はぎりぎりのところまで減少していることを知ってほしいと思う。

病院を初め色んな企業の経営が成り立たなくなれば、我々島に暮らす人が困るだけであり、国会議員が困るわけではない。全ての責任と結果については、我々島民がすべて引き受けなければならない。地方選挙は何のために行われるのか是非考えてほしいと思う。

地方議会の存在自体が問題にされている中で、投票率は年々下がり続けていることなど、危機的状況に差し掛かっている。それでも地方議員の多くは現状維持のままでいいといっているのである。このままだと地方議会も選挙区も死に絶えてしまうのではないのかと思う。
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by magome2007 | 2015-03-26 05:46

人口減少に負けない島に   


三月は島にとって最も人口減少が激しい月で、高校を卒業した多くの高校生たちが島を離れ、就職や進学で夢や希望を抱いて飛びだっていくのである。同じように島を離れ都会で生活された人たちが、故郷に帰ってくることも多いときもあった。

最近では、都会から帰ってくる人も少なくなり、島外へ出ていく人の数だけでなく社会減少に加え自然減少も大きくなり、先月まで2万人以上いた人口も、ついに2万人を切ってしまって1万9千数百人になってしまった。6万人以上いたことが信じられないような減少である。

島の人口減少が始まって半世紀を過ぎてしまった。この間、水産業の最盛期を迎え好景気で島の経済は潤い、水産会社に就職する若者も多く島内の漁港はどこも活気があり、漁港や道路の整備も取り組まれ、多くの漁村が見違えるような姿になっていった。

しかし、社会の波は地方から都会へと若者を引き寄せ、全国的な人口減少に歯止めがかからなくなってしまった。そのころから故郷をどうにかしなければといった国の取り組みも行われてきたのに、目指すような故郷の活気を呼び戻すことができなかった。

現在も、地方創生に取り組まれているものの、これまでと似たような行政の取り組みでは結果が見えているのではないのかと思う。人口減少高齢社会は、これまでの取り組みを転換させるべきであり、多くの地域や地区において、それぞれの未来を描かなければならなくなってしまった。

その先頭に立つ地方議員には、選挙区内の全ての集落の姿を知ることが求められており、それぞれの地区や地域の姿を描く最も大きな原動力になるのである。人口減少していく中で島が輝くために残されている最後の取り組みは、島民の知恵の結集ではなかろうかと思う。

そのためにも先頭に立つ地方議員が、各集落の姿をよく知ることを多くの政治家の皆さんが教えてくれている。これまでも歩いてきたが、歩くたび各集落の抱える問題や課題が見えてくるのであり、集落の多くの知恵を活かすことで難問解決が図られるのである。
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by magome2007 | 2015-03-25 06:03

島の良さを見直そう   

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危機管理が叫ばれ多くの自治体に災害対策としての計画が作成され、実施訓練等も行われるようになっている。しかし、全ての人の避難計画は非常に困難で、完全にできるところは非常に少ないのではと思う。島の市や町にも同じような計画が求められている。

大都市と農村や漁村、山間部の町や村、そして島の生活を通して災害計画等を眺めてみると、健康な人はどこにいても自由に動けることで問題は少ないのではと思うのだが、体の自由の利かない人の移動は、大都市も小さな集落も周りの人の協力が必要である。

人口減少で縮小している多くの集落においては、それぞれの集落の行く末を真剣に考えている人が多くなっている。半年以上の時間をかけ上五島の全ての集落を一軒一軒訪ね歩いた結果、島民の思いは手をつないで生活できる集落の姿を描かれているようでもある。

我が国の高度経済成長の面影を引きずっている人たちもいるのだが、公共事業関係者に多く,中央からの大型公共事業予算の獲得を夢見ているのである。人口減少高齢社会はそのような社会からの転換を促しているのであり、島の将来も新しい姿を描き始めなければならない。

そのような転換点のど真ん中において災害対策や避難計画が求められているのであり、島の行く末に全てが重なるのである。全ての人が避けることのできない年齢の積み重ねを、集落の未来に重ねて考えられてみたらどうだろうかと思う。

島の良さを皆で考えることも少なく、都市部での活動の影響を受けているものも多く、もっと島暮らしの良さを手繰り寄せることに取り組むべきではなかろうかと思う。海からの恵みを島の歴史の始まりの時から頂いてきたことを今一度思い起こすべきではないのかと思う。

全ての島民が海との共存共栄を島の根幹に据え、災害発生しても安心して力合わせて生活できてきた歴史を紐解き、島の良さを最大限に大きくすることで、島の未来が輝き始めることは間違いないと思う。多くの島の良さを知っている高齢者の皆さんからいただくことも急がねばならないと思う。

※明日のブログは休ませていただきます。
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by magome2007 | 2015-03-23 06:07

島の未来図を描くために   

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地方創生は故郷の地理や集落の姿を知ることから始まり、生活されている人たちの声を聴くことが地方創生の扉が開くはずだと思う。故郷の人口流出は、最盛期の人口の数十分の一まで減少している地区もあり、別荘みたいなところもあり違う視点で考えてみることも必要ではないのかと思う。

旧新魚目町の中に小値賀に近い津和崎地区があり、人口が500人から100人に減少し、残っている人たちで津和崎をもう一度元気にしたいと活動を続けている。小中学校はすでに閉校してしまっており、その後、津和崎文化祭を毎年開催し、多くの町民を呼び込んでいる。

津和崎は活気ある漁村として栄え、多くの漁場にも恵まれ島外からの漁師も多く集まった有名な漁村であった。今でも元気で活躍されている漁師の皆さんも残っており、何とかして漁村を維持発展させたいと情報発信にも取り組まれている。

このような地区は島内には多く、地道な活動に取り組みながら故郷に活気を呼び込もうとされている。どこの地区も人口減少の大津波に見舞われており厳しさを増しているが、視点を変えてそれぞれの地区の未来図を描いてみてはどうだろうかと思う。

以前から、大都市で生活されている人たちの協力をいただき、別荘地のような地区の青写真を描いてみたいと思っている。島の中で描いても思うような柔軟な発想には恵まれず、県外の皆さんに関心持っていただくにも、視点を変えてみることは重要であると思う。

これまで出会った人の中には、島の良さを熱く語る人たちも多く、そのような視点を持つことで故郷の発展につなげることができるのではと思う。県外だけでなく、国外にも関心持つことで、国際色豊かな島の未来が描ける可能性もあるのではと思う。

地方創生の効果を最大限に高めるには、地域の姿を熟知することで多くの皆さんに関心持つような話題の提供もできるのであり、その先頭に立つ地方議員の責任は非常に重く、残されている時間も少なく、島内外を問わず積極的な活動が待たれている。
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by magome2007 | 2015-03-22 06:47

水産業のソフト事業に予算を   

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新上五島町になる前の各町においては、それぞれに水産業の取り組みに違いがあって、トップリーダーの皆さんは必死になって水産振興に汗流していた。しかし、合併後は水産振興は名ばかりで、どこの漁港も漁船の数は減少し人までいないくなってしまった。

島の基幹産業を育てることには消極的で、時間稼ぎをされているのではと思うほど、問題も課題も先送りされているようでもある。それぞれの漁協の水産振興に関する政策にまとまりがなく、漁民の所得向上に取り組む姿が見えにくいことも原因なのかもしれない。

このようなことが問題先送りすることにつながっていったのではと思う。共通する問題は資源回復だといったことで、漁礁の投入については全員一致で推進してきている。島の周りには数多くの大型漁礁が投入されており、漁民の所得向上と後継者対策に効果が出ているのか納得できる説明はない。

これまで漁礁の周りで漁獲が増えたといったことは聞かされたことはあるが、水産業全体の衰退から漁礁効果はどうなのか、本当に水産振興のためなのか改めて検証作業をすべきではないのかと思う。多くの土木事業が水産振興予算で行われ、水産業復活に貢献していると思ってしまう。

もっと港に水揚げされた魚介類の付加価値を高める水産加工業を拡大することに、水産予算を使うべきであり、商品開発や研究に漁礁の数パーセント程度でも活用できないのかと思う。特に大型漁礁には補助金も多く使い勝手のいい内容になっている。

漁礁の数が多くなって漁船の数が少なくなっていく姿には、関係者の皆さんは不思議に思うことはないのか、それに片方では資源が枯渇しているから水産は衰退していくんだといった声もあるのに、漁礁予算だけはしっかりと消化されているが、漁港に活気は戻ってこない。

漁礁の管理や調査には取り組まれているのか、投入するときの厳しさや検査には行政の目は鋭いが、投入後の行政の対応の話は聞くことがない。本当に漁民のためになっている効果を確認できることであれば、島の漁民の中に漁礁投入のいい話があってもいいのにと思う。

参考資料

産業が輝く長崎県の予算
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by magome2007 | 2015-03-21 06:55