今期の最終本会議   

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今日の県議会最終日を終えると、4月12日投票の県議会選挙に向け候補者全員が走り出すことになる。4年前の県議会は大変な問題を抱え動き始めていった。これまでなかった県議会の会派構成に、国会議員が直接当選された県議に電話をしてきたことから全てが始まった。

自民党会派は3つの会派に分かれ、これまでなかった県議会の流動化に拍車をかけ、谷川衆議院議員を頂点にした利権集団が形成され、活発な利権活動に取り組まれている。以前の県議会より数段悪くなってしまった。

この間、通年議会を都道府県議会で初めて取り組み、大胆な改革を推進し、一般質問に一問一答方式を取り入れ、一括質問方式と併用することになった。しかし、一括質問方式はこれまでと同じで職員に原稿を書かせる弊害を取り除くことができなかった。

先日の朝日新聞の天声人語のコラムに、議員の原稿を職員に書かせていることが載ってあった。長崎県議会においても同様のことが行われており、このようなことで県議会が県勢発展に貢献していると言っても、県民の信頼は生まれてこない。

一般質問すら改革半ばであり、県議選においては候補者をしっかり見て欲しいと思う。長崎県勢浮揚に対する政策提案を、議員自ら企画立案をすることで行政当局との喧々諤々の議論になっていくのであり、これまでもこのような取り組みは行われてきている。

どこの世界にもズルをする人は何割かはいるのだが、県議会においてはそのような人が改革のブレーキになってしまっている。長崎県は高齢化率全国トップを走り続けていることや、人口減少も同様であり、議員が危機感を持って自らの政策を提案すべきなのである。

今日から始まる県議選に向かっての活動の中で、候補者たちの県勢浮揚に賭ける思いを話されるのだが、自分の政策を全力で訴えてきてほしいと思う。地方創生は、長崎県のそれぞれの地区や集落の知恵が試されるのであり、借り物では地方衰退になってしまう。

参考資料
(天声人語)「政務活動費」のお粗末

※上の写真は、他県の県議会の視察対応で、説明、質疑応答を行っている時の様子です。
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# by magome2007 | 2015-03-18 07:07

段々畑は島の原点ではなかろうか。   

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島は豊かな海に囲まれ、島の歴史と共に漁業は始まり、その流れに沿うように島は延々と生きながらえてきている。この間、島の急斜面は段々畑が随分と開拓され、島内の全ての集落が段々畑と共に生活を支えてきていた。

島の生活は、島の持つ資源を最大限に引き出し生活の糧を生み出してきている。段々畑で栽培された大豆から味噌も作られ、精米所では小麦を粉にすることで島の中にいても、色んな物を食べることができていた。最近まで、そんな島の暮らしの残像が残されていた。

島の暮らしを支えていたのは、島の人々の海や段々畑から食糧生産する意欲的な取り組みであった。同じような事を全国の島や山間の地でも行われ、今のような耕作放棄地や、船のいない漁港など考えることができなかった。

しかし、我が国が経済的な豊かさを求め、多くの国民が豊かさを享受するころから、あっちこっちに耕作放棄地が見られるようになってきた。今では全国津々浦々の風景であり、誰も不思議に思うこともなく放棄地の拡大は止まることがない。

島の姿も変化を初め、今では多くの食料が島外から入ってきてスーパーに並べられ、島民の暮らしを支えている。島で稼いだ金は年金と共に島外の企業に支払われ、島の暮らしは徐々に豊かさから遠ざかっているようでもある。

海に囲まれ、生み出す力をいただいてきていた島の暮らしは、本当に大変化してしまって多くの先人たちが残した段々畑は姿を消そうとしている。段々畑は効率も悪く機械も入らないと言って敬遠され、段々畑の活用を考えることもなかった。

段々畑に合う作物の研究や、傾斜地の労働を軽減するような研究が行われていたら、島の暮らしは魅力ある姿を見せていたのではなかったのかとも思う。先人たちの残した島の宝は、これからも島の生活の原点ではなかろうかと思う。

参考資料
狩浜の段々畑(西予市)
段々畑のつぶやき
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# by magome2007 | 2015-03-17 07:29

トップリーダーに求められるものは   

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島の町長はトップリーダーとして何すべきなのか、それは基幹産業の水産業を魅力ある産業に育て、関係する産業の広がりや販路について、あらゆる取り組みを行うべきであり、公共事業分野に割く割合を少なくすべきではなかろうかと思う。

これまで多くの町民の声を聞かせていただいた中で、町長に期待することは水産業の振興であり、公共事業ではなかった。公共事業の目的は産業振興であり、これまで行ってきた公共事業は産業振興に結びついてきていたのか、詳細な分析を行うべきである。

トップリーダーの逮捕等に至る原因は、公共事業にまつわる贈収賄であり、トップリーダー等が裏金に酔わされる姿を今も見せられている。連日報道されている献金疑惑においても同様である。海砂や砂利の分野においても利権で島が汚染されている。

このような島からさようならして、真剣に水産業や食品加工や観光等に力入れていたら、合併後の新しい町の姿は輝きを増し、全国でも注目される新生「上五島」になっていたのではなかったのか。県も公共事業中心でまねするだけの合併だったのかとも思う。

町内の全ての集落において聞かれる内容は、水産業の衰退はどうにかならなかったのかといった声が最も大きかった。中には手遅れでどうしようもないといった声もあったが、それでも取り組むことで諦めるにはまだまだ早すぎると話をさせていただいた。

観光産業の裾野を広げるためにも、町内の各集落で多くの人に知っていただきたいものを出していただき、全ての町民に知っていただけたら、島の資産がどれほど素晴らしいものかを知ることができる。我が集落の誇れるものを掘り起こすべきである。

トップリーダーの動きひとつで、町内の各集落が輝き始めるのですから、公共事業で頭の中をいっぱいにすることもなく、柔軟な思考で島の魅力を多くの人に知っていたでけるのである。そうすることで新たな公共事業も生まれ、相乗効果は非常に高いものになるはずである。

参考資料
若松ふるさと塾
紀寿し
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# by magome2007 | 2015-03-16 05:32

トップリーダーは何をしたのか   

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新上五島町の誕生は、平成16年8月1日で丸10年が過ぎてしまった。それぞれ特徴のあった5つの町が合併をし、新しい街の誕生をお祝いし、魅力ある町の創造と町民の豊かな暮らしを目標に取り組まれてきたのではなかったのかと思う。

ところが、合併しても人口減少は止まることがなく、いたるところで合併の恩恵を受けることはなく何のための合併だったのかと言われている。単に5つの町が1つの町になったことだけでよかったのか、財政の効率だけの町になることだけでよかったのか。

支出全体の見直しも行われてきたのに、街全体の衰退は進行し全国トップの高齢社会を招き、合併効果はどこにも見当たらなく、あるとすれば衰退を速めただけの合併ではなかったのかと思う。全ての集落を歩きながら多くの皆さんの声を聴くことで考えさせられたのである。

それぞれの集落には長い歴史に支えられた多くの伝統芸能もあり、それぞれの地域の特徴もあったはずなのに、どうなってしまったのかと思う。5つの町が合併をし、5つの色の新しい街になるはずだった。観光もそれぞれの色に染まる魅力的な町を夢見ていたのではなかったのか。

それぞれの町には素晴らしい展望台もあるのに、全く整備もされずに放置されたままである。初めての観光に5つの展望台を回られたら、島の魅力に引き込まれてしまったのではないのかと思う。新しい町の町長の仕事はしっかり5つの色を明確にすることだと思っていた。

若松の表情は実に素晴らしいのに活かされず、有川の町にはクジラとともに生きてきた長い歴史があるのに、もっともっと全国に向かっての情報の魅力アップを図れたはずである。多くの町民の知恵を活かすことに取り組んでいたらできていたはずである。

ところが、町民の声に耳を貸すより土木の耳だけが研ぎ澄まされ、いまだにその呪縛から解放されることがない。トップリーダーは、最小の予算で最大効果を出す責務を負っていたはずなのにできていない。最大効果を出す秘訣は、全て町民の知恵の中に隠されているのである。
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# by magome2007 | 2015-03-15 06:32

日本一の豊かな街だった   

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昨日歩いた旧奈良尾町は、日本で最も豊かな町として注目された時期があった。遠洋旋網の全盛期の時代で、多くの若者が遠洋旋網の各船団に乗り込み、日本と韓国、中国で囲む海域で操業を行い、豊かな魚を多くの国民に供給を続けてきた。

当時の町の指導者たちは、水産振興に必死になって取り組み、多くの若者たちの夢が叶えられていた。島の中にあって、奈良尾の街は県内で最も活気があり飲食店も潤っていた。当時の面影は街の中に残されているが、多くのものが朽ち果てようとしている。

全盛期の奈良尾町は、長崎県の水産業界のリーダーとして、西日本の水産業界の指導者としても力を発揮されていた。当時の経営者たちは戦争帰りのつわものたちが多く、若者たちも漁船の中で教育され、素晴らしい海の男として成長を続けていた。

多くの旋網船団の港が整備され環境が整ったころから、旋網業界の衰退が始まり、減船に次ぐ減船で数船団を残すのみとなっている。遠洋旋網の衰退は、中国や韓国の水産業の発展で海域を競合するようになってから、漁獲量の激減が最も大きな原因であった。

当時、国において漁獲の調整が行われていたら、今のような状態にまで衰退することもなかったのではと思う。欧米においても漁獲の問題を抱え、世界的な取り組みが行われ、領海の主張も多くの国々が行い、現在のような領海のルールが出来上がってきた。

しかし、国の取り組みは遅く、離島の基幹産業であった遠洋漁業を守ることができなかった。水産業は海の恵みを生活の糧にすることから、島の豊かな生活を築いてきたのに、今では土木事業を基幹産業として育てようとしたトップリーダー達による町の衰退に歯止めがかからなくなってしまった。

新しい富を生み出す取り組みを行ってきた島の伝統は、多くの家屋が朽ち果てるように消えようとしている。しかし、多くの島の人達は、島のあるべき姿を考えられており、そのような考えや知恵にもっと耳を傾け、島の未来に活かすべきである。

人口減少する中で、大型の土木事業を血眼になって追い求め、島の現状と大きくかけ離れようとしている。残されている資源は、多くの集落に残っている高齢者たちを初め、集落全員で島のあるべき姿を考えていることであり、そのことに耳を傾けることである。島の生きる方向は、多くの島民の知恵の中に残されている。

参考資料
巻き網漁業とは
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# by magome2007 | 2015-03-14 06:10

漁業の島なのだ   

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新上五島町の基幹産業は漁業なのに、いつごろから忘れてしまったのだろうか。島の歴史とともに始まった漁業の歴史は古く、時代の歩みとともに漁業は栄え多くの島の人々が海の恩恵に与ってきている。島の産業を勘違いされた人たちが出始めてから可笑しくなってきている。

漁業の形態は地域によってそれぞれ違った漁法が行われ、沿岸漁業から遠洋漁業まで様々な取り組みが行われている。このような漁業の振興を図るのが地元の町や市の最大の仕事なのに、これまで基幹産業の危機を見逃してきていることにいまだに気づかずにいる。

基幹産業の衰退が人口減少に追い打ちをかけ、集落から子供の姿を消し始めている。これまで保育園や小学校が随分消えてしまって、古びた校舎が朽ち果てるのを待っている。それは島の姿を暗示しているようでもあり、我々はそのことに早く気付くべきである。

水産業の島にすべき、これまで必死になって取り組んできているのに、いまだに土木事業が島の新たな基幹産業だと思っているトップリーダーが多すぎることが、我が故郷新上五島町の病巣であり島の健康が損なわれている最も大きな要因である。

漁業の衰退と集落の衰退は比例しながら島の姿を変えてきている。そんな中で漁港背後地の活用や陸上養殖の先進地としての取り組みを提案してきたのに、関心示す人は少なく漁港背後地だけは民間企業が利用できるようになっている。

いずれは陸上養殖と海上養殖において、魚介類の生産地として島の未来を描いてきている。いまだに土木事業に群がる町長経験者たちには、島の基幹産業はどうあるべきかといったことを考えてほしいと思う。土木事業にたかるより、富を生み出す産業振興が島の未来を豊かなものにするはずである。

島から子供たちの姿が消え始めているのに、これまでと同じようなことばかり言っていることに何とも思わないのだろうかと思う。今日は、奈良尾地区に出かけるのだが、この地区には日本を代表してきた奈良尾漁協が頑張っていたのに、数か月後には消えようとしている。

参考資料
島から子供が消える
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# by magome2007 | 2015-03-13 05:24

長崎県総合計画大丈夫なのか   

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長崎県総合計画は、平成23年度から平成27年度までの県政の進むべき方向性を示されており、結果は想定内で終わるのか、目指した目標を超えることができるのか気になるところである。それに、平成28年度から始まる総合計画をまとめる貴重な年でもある。

これまでの説明では、関係団体や市や町の意見を聞くことなど、これまでと似たような取り組みの中で総合計画が作られているようである。これまでも似たような計画を作ってきた結果が、人口減少の最先端を走っている長崎県の姿である。

離島の基幹産業は衰退し、赤ちゃんの姿は島の貴重な宝物になってしまった。人口減少社会の中にあって、人口増加の政策を進めてきたのではないのかと思うほど、事業効果と現場の格差には驚かされるのである。

耐震化や強靭化による補強工事を行い、数年後には使われなくなる公共施設など、何考えて予算を使ってきているのか本当に驚かされることが多い。決裁権者の意向が全てそうなのか、行政職員は無責任の集まりなのかと思ってしまう。

このような組織の見直しも総合計画の中に盛り込んでほしいところである。これまでのような定年間際の皆さんの決済で進めるのではなく、少なくても5年後や10年後に現役で頑張っている人達の責任で、総合計画を作って欲しいと思う。

今年一年でまとめた総合計画の最終年には、関わった部局長や課長の皆さんの多くは定年されてしまって、残っている職員の皆さんが苦しい答弁をするのである。去る人たちが夢のあるような計画を示し、数年後には言い訳の説明を繰り返すのである。

このような循環で新しい息吹が県内各地に出てくるものなのかと思う。もっと若い行政マンに取り組ませ、責任は上司が全て取るような長崎県庁であってほしいと思う。パワハラやセクハラの上司では若い職員の意見が出てくることはない。

参考資料
長崎県総合計画数値目標
長崎県総合計画の概要
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# by magome2007 | 2015-03-12 06:48

東日本大震災から4年   

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東日本大震災の発生時刻には、県議会の委員会審査が行われており、テレビ放映を休憩の時に見た時には、画面から流れてくる映像を理解するのに時間がかかった。何が起きているのか、これまで知っている津波や地震のイメージと、あまりにも違いすぎていた。

津波や地震以外にも福島原発の事故も発生し、このような事故が国内で起きると考えた人はいなかったのではないのかと思う。原子力の安全教育が行き届き、あのような事故が起きることすら、考えることができなかったのではないのかと思う。

東日本大震災は、様々なことを我々に教えてくれている。一瞬のうちに津波に飲み込まれてしまった多くの犠牲者達の報道を聞くたびに、地獄絵図の前で呆然と立ち尽くす姿そのものであった。当時の議員の皆さんも同じ思いと思っていた。

県議会閉会と同時に県議選に突入する中で、県議選の自粛や寄付について提案を行ったのだが、この時に初めて県議達の考えを知ることができた。毎日流れてくる大震災の情報に、もっと敏感に反応されるものとばかり思っていた。

長崎県においても、諫早大水害や長崎大水害、普賢岳災害など、多くの自然災害に見舞われていることが嘘のようだった。率先して災害援助活動に取り組むべきなのに、議員の反応の鈍さには本当に驚かされたことを忘れることはできない。

そんな中、長崎県から救助船を出すことが決定され、救難物資を積み込んで長崎港を出港した。この時の指揮は、当時、長崎県総務部長をされていた、佐賀県知事に当選された山口知事であった。この時の対応は高く評価され、後に続く自治体の参考になった。

その後、石巻市や釜石市に行って当時の状況を詳しく知ることができた。行方不明者を毎日遺体安置所を回って捜し歩いていた人達の話も聞くことができ、想像を絶する内容には涙が流れてしまった。姿かたちが原形をとどめていない中で、何度も通り過ぎてしまったことも話されていた。

今我が国は人口減少社会を生き抜くために、全国で地方創生に取り組まれているが、現在も続いている東北復興に学ぶべきではないのかと思う。原点は一人一人の人間が手をつなぐことから全てが始まることを、東北の皆さんが教えてくれている。
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# by magome2007 | 2015-03-11 06:53

木材「CLT」使用の施設続々   

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今日のタイトルの「CLT]は直交集成板と日本では呼ばれてますが、大型パネルを作るのに、ひき板を10枚20枚並べ、接着剤で一枚のパネルを作り、その上に直角にひき板を同じように並べ、接着剤で張り合わせ、それを三層から五層のパネルにしている。

この工法の先進国がオーストリアで、すでに高層ビルを初め多くの建物が建設されている。昨年、仲間の県議達と視察に行って、パネルの製造工程や、建設に使用するパネルの切込みなど、一連の作業の流れを見ることができた。

過疎に喘ぐ山村の中に、パネル工場や図面に基づいて切込みを入れる工場の誕生は、若者が故郷に帰るための魅力ある雇用の場を創出されたのである。CLT工法の一連の流れを視察することで、長崎県の林業を何とか活性化できないかといったことが視察の大きな目的であった。

昨年の視察において、県内でも同じような取り組みができることが分かり、帰国後は自信を持って県当局と協議を行い、林務課を中心に様々な取り組みを行っている。仲間の友田県議の一般質問で、知事を初め部局長の皆さんも知ることになった。

我が国の林業振興は遅々として進まず、全国の山は荒れ放題になっている。このような深刻な問題を何とかできないかといったことで、高知県の尾崎知事が先頭に立って、岡山県の銘建工業の中島社長の協力をいただき、数年前にCLT製造を目的にした製材所を開設している。

今日の朝日新聞の高知版にCLTの記事が出ており、高知県内においてCLT使用の施設建設が続々誕生することが報じられている。林業の活性化は、過疎に喘ぐ山村や農村に若者が帰る大きな力になることは間違いないと思う。

このような大きな転換が及ぼす影響は全国的であり、建築に関する情報も多くの人の関心を呼び込むだろうと思う。CLT工法で建設されている武雄市の陶芸家の葉山有樹先生のアトリエが、昨年オープンされており陶磁器の見学と合わせて出かけられたらどうでしょうか。

参考資料
CLTについて
葉山有樹スタジオ
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# by magome2007 | 2015-03-10 06:51

地方創生のブレーキは   

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地方創生について国と県、市や町が連携を深めることが地方創生を成功させることだといったことを平気で話されている国会議員や地方議員が多い。それに新しく地方議会の議員に立候補される人にも多いと聞いている。これまでの国の政策の反省に立つ地方創生の意味を理解されていない。

これまでのような中央集権的な地方創生では、地方の人口流出や過疎化の問題が一向に解決されないことで、地方が知恵を出すことによる地方復権のための地方創生である。そのためには自治体のトップや責任者たちが連日集落周りをすべきである。

地区の役員さんたちを集め、役所が準備したアンケートなどに記入するようなまとめでは、これまでと同じで期待するような政策や知恵が活かされるような対応は期待できない。集落単位で多くの住民の参加を促し、一人でも多くの声を聴くことが最も大事である。

これまで地区回りしながら色んな人たちの声を聴くことで、集落の皆さんの故郷に対する意欲を感じてきた。人口流出や過疎化に対する住民の皆さんは、行政の皆さんより危機感が高く集落や地域の未来に対する希望を話されている。

多くの集落や地域に共通することは、雇用の場を増やしてほしいといったことが最も多く、若い世代に定着して欲しいことが高齢者からもシニア層からも、若い層からも要望が最も高かった。これは離島だけでなく全国的な要望であり、これまでも取り組まれてきている。

離島における雇用の場の創出は、基幹産業である水産業を中心にした雇用の場であり、水産業が活気出てくれば、水産加工業も観光業も活気が出てくることを多くの島民は知っている。ここが行政と住民との差で、行政のトップは公共事業を町の産業の中心に据えてしまっている。

基幹産業をしっかり振興すれば、多くの集落から出てくる要望の数々は取り組めるのである。鳥獣被害対策においても、若い世代が多く定着することで解決の糸口が見え始めてくるのである。地元選出の国会議員が地方創生のブレーキになってしまっていることは残念なことである。

※天草市はこんなことやっているんですね。最近よく見かける天草市です。
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# by magome2007 | 2015-03-09 06:18