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「温泉トラフグ」の白子、効率生産へ   

「温泉とらふぐ」の白子の生産が実用化できそうだといった印象を受けた今朝の朝日新聞の栃木県版を読みながら、以前だったら海のないけんの出来事だと思うことはなかった。昨年から、栃木県の報道がなされていたので驚くことはなかったのだが、産業として取り組まれている長崎県としては気になるニュースである。

陸上養殖については、機会あるごとに提案を続けてきたのに先こされてしまったといった感じである。長崎県水産試験場において陸上養殖に取り組まれたのは10年近くになるのではと思う。よく試験場に足を運び、当時の場長から実用化までもう少しで出来上がるといった説明を受けてきていた。

しかし、何年待っても実用化の話伝わってくることもなく、県外の研究者の皆さんが次から次と様々な研究結果を発表されている。栃木県だけでなく、海のない県において海の魚の養殖実験が行われている。これまでの延長上の流れで進むことだけでなく、様々な研究者たちが研究成果を持ち寄って新しい研究を始めてきた結果ではないのかと思う。

水産県として過去の栄光に引きずられている長崎県は、水産業を基幹産業としてきている離島の漁村を衰退させ、いまだに過去の栄光を引きずっているようにしか見えない。日本の水産業を引っ張っていく意欲は全く感じることはできない。

昨日から、水産部の予算審議が行われているのだが、委員会の質疑もどこか小さな町の委員会の質疑のような感じがする。議員も日本の水産業のトップリーダーとしての長崎県の県議会の委員会だといった誇りはみじんも感じることができない。議会と水産部のバランスが取れているといえばそれまでのような気がする。

「温泉トラフグ」の白子、効率生産へ 栃木で研究進む

by magome2007 | 2013-03-08 07:28 | Trackback | Comments(0)

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