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主権回復の日   

真の独立国として、国民が安心して生活できるような国家を目指すことは、国民の当然の権利であり、このことについて外国から指摘されることはない。太平洋戦争までの日本は独立国家としてアジアで唯一欧米の植民地にならずすんだ国である。

当時、進めていた大東亜共栄圏構想は、アジアの開放を考えたときそれほどおかしな内容ではなかったはずである。もっと我が国が軍国主義ではなくしっかり政治が機能していたら、アジアの姿は今と違った形になっていたのである。

日中、日韓の反日感情など起きることなどなかったはずであり、北朝鮮のような自分勝手な国も生まれることはなかったのである。ところが、敗戦から今日まで独立国としての当然の務めである、国家国民を守る軍隊を放棄している国はないのである。

我が国がアメリカに二度と戦争ができないような憲法を制定してから、敗戦から全く違った国家になっていったのである。このような我が国の姿を見ながら、中国や韓国の政治家たちの遠大な戦略が描き始められたのである。

中国にとって国力が増していく中で、太平洋に出ていくためのシーレーンを持つ必要があり、そのためにも尖閣列島の確保は中国にとっては、日本に譲ることにできない核心的利益である。このようなことを放置することは、国家としての独立を脅かされることになる。

今日の「主権回復の日」は、独立国家としての我が国の有様を国民と共に考える貴重な日になるのである。ただし、沖縄がアメリカに占拠された中での講和条約調印を、素直に喜ぶことができない人も多いと思う。1972年5月15日に沖縄の本土復帰がなされた日を持って、独立の完成だといったことは考えられないのかと思う。

まだ完全独立国家としては道半ばではあるが、憲法改正することによって達成できるのであり、そのためにも沖縄を含め47都道府県の総意を持って取り組んでほしいと思う。

by magome2007 | 2013-04-28 10:37 | Trackback | Comments(0)

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