無免許運転の高校生逮捕
2013年 12月 09日
今日から始まる常任委員会の初日は、県警本部の議案等から行われるようになっている。私が議案外の質問について通告しているのは、改正道交法と新法処罰法を初め、自賠責保険の未加入問題と任意保険の加入率低下について、高齢者の詐欺被害の防止策等についてである。
今日の新聞は休刊日で、朝からいつものように新聞の速報版を読んでいたら、群馬県警桐生署が無免許運転の高校生逮捕といった記事が飛び込んできた。昨日の午前4時半ごろ、無免許で乗用車を運転し、交差点で乗用車と衝突し、双方5人にけがをさせた疑いがあるといった内容であった。
今月1日から施行されている改正道交法では、無免許運転の厳罰化を盛り込んでおり、主な改正内容は、無免許運転とその命令・容認・免許証の不正取得の罰則が厳しくなっていることである。これまでの懲役1年が3年以下に、罰金30万円以下が50万円以下に改正されている。
無免許と知りながら車を貸したり同乗したり、無免許運転を助長することについても、刑法の幇助規定で罰してきていたが、より厳しい罰則を今回の改正道交法では新設している。群馬県で事故起こした高校生は、私立高校に通学する15歳の少年であった。
来年5月から施行される危険運転新法においても、無免許運転をなくすために総合対策を行うようになっている。そのためには高校生の年齢あたりから、交通規範を守る意識を育むことや、無免許運転の実態調査などに取り組まれることになっている。
無免許運転と飲酒運転は同じくらいの検挙数だとも言われており、交通三悪の無免許運転、飲酒運転、スピード違反の取り締まりが年末に向かって厳しくなっていくはずである。今月に入ってからも飲酒運転は減ることもなく、連日報道されている。
改正道交法について詳しく知る必要もないと思うのだが、無免許運転はじめ、飲酒運転は絶対に行わないようにしてほしい。今日からは忘年会も多くなって行くと思われるので、くれぐれも違反しないようにしてほしい。九州内での公務員の懲戒免職は減少していないことも忘れないでほしいと思う。
by magome2007 | 2013-12-09 06:48 | Trackback | Comments(0)