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今日から分科会審査   

今日から各常任委員会ごとに分かれて、予算議案を分科会で審議を行い、次に予算議案以外の条例議案や請願、陳情等について活発な質疑が交わされるようになっている。それぞれの分科会は一日を各部局ごとの予算審査に充てている。

予算議案だけを一日するのではなく、他の案件も合わせてするので予算議案に対する質疑は今日だけである。所管する部局だけの予算議案だから、他の部局の予算に対する質疑は、予算委員会でも行えるようになっていた。

通年議会廃止を行った自民会派の4月からの計画では。、予算委員会においても7000億円の予算については質疑を行うことを禁止するとしている。単純に計算すれば、各議員が7000億円の4分の1しか理解していないことになる。

長崎県の遅れている原因は議員が全体予算について真剣になって取り組もうとしないところにあり、多くの機会を通じて予算については常に審査できるようにすべきである。このことを通年議会通して行ってきていたのに禁止になってしまった。

長崎県の政策は予算書に盛り込まれている事業予算が全てなのに、この事業予算の進捗を初め事業効果や、現場での評価等も含め県議会が常にかかわることが重要である。このようなことを禁止すれば予算書を開けることもなくなってしまう。

4月になれば分科会の構成も変わることになり、審議された予算とは違う分科会に行かなければならない。構成が変わろうと関係なく、常に予算については議論できるようにすべきなのに、長崎県の現状が理解できていないことになる。

抱えている重要政策は全て数十年間変わることなく、全国の最下位グループに固定されており、県内の物流も九州内で小さく県外への販売も思うように伸びていない。このような現状を予算の中で喧々諤々審議すべきであるはずなのに、本当に情けない県議会になってしまった。

by magome2007 | 2014-03-17 05:38 | Trackback | Comments(0)

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