「公務員獣医師の処遇改善を求める意見書」について   

獣医師の中で家畜診療医と食肉衛生に関わる獣医師が不足していることは、最近の話ではなく以前から指摘されていることであります。獣医師の不足の原因は獣医学部が増えていないことが最も大きな原因であります。

獣医学部が増えない中でペットを飼う人が非常に多くなって、獣医学部の卒業生の多くがペットの診療をする動物病院に勤務したり、開業する学生が多く食肉衛生に関わる人が非常に少なくなってきたことが挙げられます。

ところが昨日の総務委員会に出てきた意見書は、公務員として働く医師と獣医師の給料表を同じようにすべきであるといった内容の意見書だったのです。現在の給料表は、看護師や薬剤師と同じ給料表で行われています。

食肉衛生を担当する獣医師が少ないから、医師と同じ条件にすることで獣医師の不足を補えるといった意見書には、本当に驚いてしまった。獣医の需要はペットを飼う人口の増加に追い付いていないことと、獣医学部の新設はあまりにも少ないことであります。

国に対する意見書であれば、現在の獣医師の資格が年間どのくらいなのか、今後の社会に対する需要見込みなど国が責任もって、資格の在り様を検討すべき内容であり、医師と同じ給料を出すことで解決するような問題ではない。

離島や山間僻地で勤務されている医師の条件をよくすることを、その前に取り組むべきであり獣医の処遇改善を医師と同じにするような取り組み以外にも、取り組める方法はあるはずであり、他にも社会的評価に対する取り組みも考えるべきであります。

長崎県議会の自民党会派の皆さんが獣医師の処遇改善をするために取り組まれてきた内容が、医師と獣医を同じ雇用条件にすべきだと言っていることに、長崎県医師会も賛成されているのでしょうか。私にはどうしても理解できないのである。

参考資料
獣医師の近未来
給料.com
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by magome2007 | 2014-03-25 06:15

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