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委員会の視察はどうあるべきか   

委員会もまだ一度もすることもなく、飲み会や視察の話が議案の時以上に意見が出るのですから、長崎県議会の委員会はどうなっているのかと思ってしまう。委員会での飲み会は官官接待華やかな時から行われていたこともあり、これまで引きずってきていたことが真相ではなかろうかと思う。

視察においては、これまでのような視察の在り方を変えるべきだといった提案をしたのですが、賛同を頂くことができませんでした。現状は日程と視察先を決めると、後は職員が現地で写真を撮り、視察報告はどこどこ行ったといった数行の報告だけである。

視察効果を活かすためには、職員に簡単な報告書を作らせるのではなく、一人一人の議員が視察報告書を出すべきであり、資料として議事録に残すべきだといった内容のことを提案したことがありました。議員が真剣に取り組まなければ新しい政策提案を出すことはできないはずです。

通年議会を無くす最大の言い訳は、選挙区を回る時間が無くなってしまったことですから、どれほど真剣に回られているのか分かりませんが、視察報告書くらいホテルの部屋で書けるのであり、添付する資料等は先方さんから頂くのですから、それほど無理なことだとは思いません。

だれもがデジカメやiPadを持っていることからしても、記録に残すことも簡単だけでなく、視察先からTwitterやFacebook、blogにアップできるのですから、議員がどこで何しているのかがよく伝わっていくのではなかろうかと考えています。

これまで公務以外でも視察を行ってきているので比較できるのですが、委員会で行くより議員が行程から視察先まで全て行うことで、視察内容が非常に濃くなってくることが結果として出てきています。このような視察だと、貴重な視察で得た政策を議論できるのではなかろうかと思っています。

参考資料
何のための委員会視察? ~ 地方議会の行政視察廃止論 ~
公務1時間30分 夕食2時間を厳守 福岡県議会視察の実態

by magome2007 | 2014-06-18 08:03 | Trackback | Comments(0)

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