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青砂ヶ浦カトリック教会   

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自宅から歩いて数分の場所に建っているのが、青砂ヶ浦カトリック教会で信者数は千数百人の規模で、長崎県内では教会も信者数も大きい方に属しています。今日の日曜日のごミサの参加者はちょっと少なかったので、もっと多くの参加者が集まるようになってほしいと思います。

礼拝に参加する信者の皆さんが少なくなっていることについて、どこの教会も大きな問題として取り組んでいるのですが、思うように効果を上げることもできずに困っているのが実情ではなかろうかと思っています。特に子供たちの参加が少ないのは、家庭の中の宗教教育に熱心になっていないのかなとも思います。

共働きの家庭もあり、日曜日も勤めに出る家庭も多く、子供たちと一緒になって教会に行ける家庭も少なくなっているようです。子供たちも習い事やクラブなどに忙しく、昔のように教会中心に全てが回るのは、本当に厳しくなっています。

それ以上に少子高齢化の波は、小波から大波に変化しており、カトリックの地区は特に辺鄙な場所が多く、大波の影響をもろに受け、限界集落に近づきつつあります。子供たちの姿が少なくなっていくことは、カトリック地区の将来が先細りしていくことを意味しているのです。

特に産業として定着していた水産業の衰退が大きく、地元に残る人が少なくなっていった最大の問題でもあります。この教会の下の海岸には、明治期から昭和の後半まで漁業の町として、佐世保市との間でかなり大きく物流が動いていたと言われていました。

参考資料
五島列島のカトリック教会群
五島を世界遺産の島に

by magome2007 | 2014-06-22 12:20 | Trackback | Comments(0)

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