博多と五島をつなぐ定期航路
2014年 07月 03日
玄界灘の冬場の時化は非常に厳しく、この航路を長年続けてこられたのは経営者を初め、船長や船員たちの日ごろの努力の積み重ねがあってのことであり、安全航海を最優先されてきた結果であると思っています。
経営されている野母商船株式会社は、100年以上の社歴を有する海運会社としては長崎県を代表する企業でもあり、県内の離島振興においても大きな功績を残されている企業でもあります。
現在、就航しているフェリーも同じ名称で20数年前に建造され、当時は大型クルーズ観光船とよく比較されていたことを覚えています。今回、新しく建造されたフェリー太古は、大型化され速力もアップされています。
昨日の内覧会で船内を見学させていただき、これまで離島航路で見たことのないような豪華な室内には、本当に驚かされました。内覧会に参加された皆さんは、ぜひ乗ってみようと思われて帰られたものと思います。
家族旅行や少人数の旅行にしっかりと対応されている船内にも、納得された人も多かったのではと思います。このように素晴らしいフェリーを建造されたのですから、後は、島で生活している我々が島の活力を呼び戻さなければなりません。
博多から多くのお客さんに来たいただくためには、我々の意欲的な取り組みと、島民一丸となったおもてなしによる対応ができたら、沖縄に負けないような素晴らしい観光地として活躍できるはずだと思っています。
参考資料
野母商船株式会社
野母商船wikipedia
by magome2007 | 2014-07-03 07:27 | Trackback | Comments(0)