汗流す県庁一家に変わらなければ   

ヨーロッパに行ったとき、韓国のサムスンの広告には本当にびっくりした。どこに行ってもサムスンの広告を見ながら、日本企業の広告を探さなければ目に飛び込んでくることがなかった。これほどサムスンの広告に慣らされているのですからアップルを追い上げるはずです。

空港と言わず、街の目抜き通りまで韓国経済を支えているトップ企業の広告には驚かされましたが、国内ではそれほど目につくこともないので気にもならなかったのです。ところが、日本企業の評価も、我々が国内で思っているほど高くないといったことも教えられたのです。

当然、長崎県の「アジア・国際戦略」についても海外との競争に勝つことは当然であり、国内戦略の延長では思うような結果を出すことが、非常に厳しいことだけは間違いないはずです。最近、上海の鶏肉工場の問題が報道されていますが、中国の企業はこのような問題を乗り越えてきているのです。

これまで韓国も中国も海外からの技術を吸収して、国産化を図りながら海外への輸出戦略を強化してきています。最初はアパレル関係の労働集約型産業から、デジタル家電や車、大型工作機械からジェット旅客機まで中国韓国の輸出企業の成長は目を見張るものがあります。

このような発展の原動力は若い人たちのたゆまぬ努力に負うところが大きく、次世代の学習熱の高まりがマグマのようになっているのが中国韓国の現状であり、国を初め長崎県も中国韓国以上に、意欲持って取り組む次世代を育てなければなりません。

長崎県の地場産業の支援事業を進めていることは、次世代の後継者育成事業でもあり、産官学金総力で取り組むことは当然であり、夏休みのような気のゆるみがあってはならないのであり、海外勢の取り組みを考えるとき、常に危機意識を共有することが重要であります。

中村知事の言っている県民所得ランキング34位は来年度の話であって、遠い将来の夢物語ではありません。行政職の皆さんは、結果が出るのは2年か3年先になると言っていますが、すでに煙幕を撒き始めているのが良く分かるのであります。

国内の情報に満足していては長崎県の持つ力を見誤ることに繋がり、目指す方向を具体的に共有し、詳細な行動計画によって、地場産業の経営者を初め次世代の後継者たちの育成に、今回の支援資金の活用を活かすことに全力で取り組むべきであります。

参考資料
長崎県「アジア・国際戦略」~世界に通用する新たな長崎県づくり~
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by magome2007 | 2014-07-24 08:58

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