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⑥「まち・ひと・しごと創生本部」準備室を設置   


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離島の魅力は海洋に囲まれていることが最も大きいのではなかろうか、それに島々の姿形がすべて違うことも大きな要因だと思う。しかし、離島から多くの人たちが
毎年島外へ出て行っている光景は島の風物詩になってしまった。。

特に、高齢者の皆さんが都市部いる子供のところに、転居されていくときの見送りほど、寂しさを感じることはない。長年住み慣れた故郷を後に、涙流しながら手を振って別れていく姿は、送る側にとって何とも言えない思いだけが残ってしまう。

昨日も、訪ね歩いた地区にも空家が点在し、風光明媚な場所にあっても毎年空家の増加傾向は止むことがない。車横づけでも全く同じである。それに高齢者の一人住まいも多く、道路から離れた自宅まで階段登ったり下ったりの場所も多い。

若いときには段々畑を耕しながら、自給自足に近いような生活にも喜びがあったのに、今では畑に行くこともできずに、草ぼうぼうとなっても手を入れることもできない。島の人口減少がもたらす高齢社会にどう対応すべきなのか難問山積である。

このような離島の振興を謳っている法律が離島振興法であるが、60数年前に成立した時には、島の人口は多く、若者がすべての地区で頑張っていたのである。その若者たちのいる地区は年ごとに姿を消している。

人口減少がもたらす島の現実に離島振興法はどこまで対応できるのか、創生本部と合わせ、全国の離島の未来を島民総力上げて取り組むスタートの年でもある。故郷で安心して生活できるような取り組みの具体化を急がねばならない。

参考資料
離島振興法の概要

by magome2007 | 2014-08-01 07:19 | Trackback | Comments(0)

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