統計じゃなくて現場を歩く   

高齢化率の統計だと長崎県は27%近くで17番目になっているが、1パーセントの中に10県近くが競いあっているような現状である。このような統計では県内の各地区の現状を読み取ることは非常に困難ではないのかと思っている。

どこの市や町でも高齢化率の格差は大きく、市内や町内において50㌫以上の格差が生じている地区を抱えているところは多いと思う。このような現状を確実に把握され、福祉政策をどう展開すべきなのか、それぞれの自治体による違いが見えなければならない。

しかし、厚労省の示す政策を基本として、県も市や町も似たような内容のものになってしまっている。これでは農業や漁業と同じように、衰退していく地区や、耕作放棄地に見られるような農業放棄に重なるようなことにはならないのかと不安になってしまう。

人口流出や少子化の影響で高齢者だけの地区は毎年全国で増加しており、特に離島や山間僻地においては増加の比率が非常に高くなっている。このような現状をどのようにして国や自治体の政策に反映されるのか、職員の現場把握が試されることになるのである。

統計上で見えない現場の状況を、どのようにして予算に反映していくのか、どのような事業予算も計上するだけでは効果が出てこないことは、これまでの取り組みの中で十分理解されているのである。最小の予算で最大効果を求めるのであれば、現場をつぶさに見て回ることを真剣に考えるべきである。

参考資料
地域別にみた高齢化
65歳以上の人口ランキング
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by magome2007 | 2014-09-06 06:22

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