老後が安心できる地域社会   

生まれてきたことで規則的に全ての人が歳を重ねていくことは当たり前のことなのに、若いときには70歳や80歳になった時の生活について考える人は少ないのではと思う。老後は特別なことではなく、ごく平凡な人生の姿であり自分自身の姿でもある。

少ない年金を取り崩しながら質素な暮らしを続けている人が多いのではなかろうかと思う。このような生活をされている多くの老人の皆さんに、もっともっと地域社会の活動に参加していただけるような環境を、多くの地区に誕生させるべきではないだろうかと考えている。

現役を離れ老後の心配を始める人もいることは当然なのでしょうが、もっともっと現役の時に活躍された多くの人の知恵を、社会還元していただけるような地域社会の取り組みを真剣に考えるべきではないのかと思っている。老人の多い地区ほど多くの知恵が眠っているのである。

このような素晴らしい宝が耕作放棄地のような取り扱いをされているのであり、田や畑から多くの作物を生産されてきたように、多くの老人を抱えている地区ほど新しい地域社会の取り組みができるのではないのかと思う。高齢者住宅や介護施設、在宅介護などの心配をする前に新しい地域社会を誕生させるべきである。

現在取り組まれている地区においても、老人の皆さんの参加が思うように進まないといった悩みを聞くこともある。老人の皆さんが地区の人達や若い皆さんに迷惑かけたくないといったことで、閉じこもられている人も多いと聞いている。

このような社会になっていったのは、介護保険制度が本格的に動き出したころから、現役世代と退職世代の間に線引きがされていったのではないのかと思う。そのような目に見えない分断するような線を取り除き、全ての人が仲良く生活できる地域社会の設計に取り掛かるべきである。

参考資料
元気な高齢者の多様な社会参加
個性ある地域づくり
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by magome2007 | 2014-09-07 07:30

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