統計によるデスクワークでいいのか   

島で生活されている若い世代の皆さんは、共働きしながら本当に頑張っている。公営住宅において若い世代の皆さんが入居されているところもあり、そのような世代の皆さんの子育ての姿を眺めるだけでも、島の将来が明るくなっていくのではと期待できるのである。

限界集落から子育て世代のいる地区まで、島の中を一軒一軒ベル押しながら歩くことで、島の中の現状を詳細に見ることができるのである。統計だとそれぞれの地区の表情まで見ることができず、統計による政策のミスマッチが長く続く原因でもある。

このようなミスマッチを修正するために、県や市町村の意見を聞くようなことが多くなされてきている。しかし、離島や山間僻地の抱える問題や課題が解決されたことはなく、地方都市まで多くの問題や課題を抱え込んでしまっている。

人口減少は最近始まったわけでもなく、少子化や高齢化の問題は数十年前から指摘され、全国の自治体が取り組まれてきていた最重要政策でもあった。その効果が見れるようなところは全国でも数か所程度で、全国的には政策実行未達成の自治体ばかりである。

今回の内閣改造で地方創生大臣のポストが新設され、人口減少で地方の衰退が加速している現状を変えることができるのか、我が国の将来が左右される大臣ポストである。どのような政策が並べられるのか、地方はどのように反応されていくのか、国も地方も覚悟を要求されている。

離島においては、国境離島新法への期待が大きいのだが、島のインフラの活用や保全などでは、これまでの離島振興法の焼き直しでしかないのではなかろうかと思う。もっと現場を歩くことが、地方の行政に求められている最も重要な課題ではないのかと思う。

参考資料
「地方創生」の背景と論点
国境離島政策会議
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by magome2007 | 2014-09-08 06:44

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