個性派の皆さん   

島の中を一軒一軒訪ね歩いたことは今回が初めてでなく、もう何回も繰り返してきている。その中で、今回ほど余裕もってそれぞれの地区の特徴や、地区の人々の醸し出す様々な雰囲気を感じることはなかった。これまで見落としてきていたことも、今回初めて気づくことも多かった。

同じ限界集落でも、それぞれの地区の姿は一様ではなく、花畑の違う花を見るような感じでもあった。花を育てていくために必要な水や養分をどのように施していくのか、技術や取り組む意欲が問われてくるのであり、それぞれの地区の姿に高い関心を寄せられてもいいのではないのかと思う。

島内には青方、浦桑、有川といった代表的な地区の表情は個性的で、よくよく眺めてみると大都市の様子を重ねているようでもある。東京だと新宿や渋谷、池袋といった違いなのかとも思う。小さな地区も同じように個性的で、島の姿を一面的に表現するには無理があると思う。

このような島の姿を個性的に育てていくには、これまでのような政策に閉じ込めてしまうような取り組みでは、せっかく築いてきた島の貴重な宝を錆びつかせてしまうのではと思う。島の魅力は数多く、島外から来られた人達が島の良さをお土産にされているようでもある。

今、全国の島の中で注目されている海士町は、島の中の魅力を島外から来られた人達によって情報発信がなされ、島の魅力が島で生活されている多くの島民の皆さんに理解され、島に残されていた素材の魅力に気づかされたのではないのかと思う。

海士町のトップリーダーも島にあるもので勝負することで、ないものを無理に作り出すこともなく、島の姿そのものを海士町の宝として、全国の皆さんに届けられたことが新鮮な魅力となって、全国一の海士町に育てられたのではないのかと思う。

新上五島町も同じような魅力的な素材に恵まれており、光り輝くように素材を磨くことは島民の責任であり、それぞれの地区の皆さんによって取り組まれることで、島の魅力は島根県の海士町を追い越せることは間違いないと思っている。

参考資料
島根県海士町
地域資源を活用したまちづくり
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by magome2007 | 2014-09-09 06:57

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