人口減少の影響   

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なんでデフレなのかと言ったことがよく言われていた。物が売れなくて困っているからデフレなんだといったことらしい。なんだか分かるような気がするのに、片方では物じゃんじゃん作って販売を拡大しなければ良くないと言っている。

国内だけで無理ならば海外へ輸出すればいいではないのかと言って、輸出戦略を考えリスクの少ない方法で取り組んでいく。うまくいっていた時期は、人口が増え、物作っても人口の増加に生産が追いつけない時であった。

物が売れていた時期のことを刷り込まれてしまった我々は、販売拡大には競争に勝ち抜かなくてはいけないといった、競争至上主義のような勇ましい考えが出始めているが、スポーツの世界ではあるまいし同じことを考えてていいのかと思う。

人口が減っていくのだから物が売れなくなっていくことは、小学生が考えても理解できるのに、大人たちが思うように思考転換できなくて右往左往しているようでもある。それとも、現状維持で固まってしまっているのか、適格な状況判断ができなくなってしまったのかである。

島の人口は毎年減少し、お年寄りが毎年多くなっているのだから、島内消費も徐々に縮小されていくのである。このような社会の中にあって年金だけは減らされないように頑張らなくてはといったところで、年金の原資も少なくなっていくのだから、どうしようかといったところである。

島の生活の大転換を図るべき時期に差し掛かっているのは、少子高齢社会の先進地だから当然である。ではどうするのか、島の資産を総点検して、活用できるものをリストアップし、一つ一つのものをしっかり吟味しながら取り組みを開始すべきである。

大都市の皆さんに田舎の素晴らしい生活の提案をすべきであり、島や山間部などで育った者は、十分自信もって説明できるはずである。雑木林も我々が鉈やノコギリを持ってやってくることを待っている。山には生命力を育む資産が多い。

海はコンクリートで固められているが、残されている海岸は我々が来るのを待っているのである。これまで山にも海にも関係ない生活をしてきていたが、それは人口増加と生産拡大が豊かにしてくれると信じられていた時の話である。

人口減少、生産縮小の中での生活は、山に海に川に関心持って、振り向くことのなかった大自然の懐に飛び込むことではなかろうかと思っている。やっと間に合ってよかったと思うのは、高齢者たちの知恵や技術をいただけることである。

参考資料
高齢者の暮らしの知恵を今に
おじぃ・おばぁの知恵を活かした地域ブランド
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by magome2007 | 2014-10-15 08:34

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