西海国立公園内での生活
2015年 01月 26日
今月の24日から西海国立公園内の集落を訪ね歩き、別荘地のような環境に島の魅力を感じながら歩いている。密集地の住宅地と違って、住宅の周りには庭や畑があり、生活するには本当に素晴らしい環境であるのに、人口減少が魅力的な環境に影を落とし始めている。
大都市で生活されている皆さんが、透き通った海のそばで生活されている姿には感動されているのではなかろうかと思う。そんな素敵な生活環境に空家が増え始め、そのまま朽ち果てている空家もあり、せっかく魅力的な環境を残されているのに考えさせられる光景である。
砂浜のゴミにしても、国立公園内の朽ち果てる空家にしても、どうにかできないのかと思う。都市だと景観条例などで規制をかぶせることもできるのだが、空家については最後の人が亡くなられてから、そのままにされているケースが多い。
中には、お盆や正月に帰省するために残されているケースもあり、それぞれに問題課題を抱えているようでもある。最近、遺品整理についてよくネットに遺品整理業者の広告が出るようになって、多くの皆さんの関心が高くなっているのではと思う。
そんな中においても、空家になった家の売買などにも取り組み始めているケースもあり、現役を卒業された皆さんの生活の場所としては選択肢の一つになるのではないのかと思う。昨日も、家の前の海岸で魚釣りされ、みそ汁にとってもいい「あらかぶ」の魚を随分と釣られていた。
畑には大根や白菜が大きく育っており、定年後の生活を楽しまれるには最高の場所ではなかろうかと思う。今日も国立公園内の家々を訪ねまわるのですが、家のそばには夏ミカンや甘夏がいっぱいなっており、趣味を生かしながらの生活を考えられてもいいのではないだろうかと思う。
島の中には、木工を趣味にされている人たちも多く、色んな作品を見せていただくこともあり、島の皆さんの余暇は様々な分野で取り組まれている。都市住民の皆さんには、ネットや雑誌で五島の情報に接していただき、ぜひ島へお越しいただけたらと思う。
参考資料
西海国立公園の若松瀬戸
GOTO-WEB五島列島リンク集
by magome2007 | 2015-01-26 06:25 | Trackback | Comments(0)