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選択の一つに島生活を   

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大都市で働き、若いときの延長で大都市での生活を続けようと考えられている人たちに、ぜひ島の生活を老後の人生に加えていただき、選択肢の一つにしていただけたら人生の花畑が明るくなるのではないのかと思う。これからの島の暮らしは創作の幅が広がっていくことは間違いない。

人口減少や超高齢化は随分前から始まっている島の暮らしなので、いまさら何を叫ばれているのかといった感じなのだが、全国津々浦々まで人口減少対策で予算案が賑わっている。住民のためになる政策なのか、効果が期待できる内容になっているのか、これからが本番である。

全国の地方議会において、執行部提案の人口減少対策を議論していくのだが、比較検討できる材料として関心が高くなるのではないのかと思う。それぞれの地方議会における議論が、これからのそれぞれの地域の魅力を高めることに繋がるはずである。

そのためには、これまでの取り組みを総括し地方衰退の原因を取り除くことに真剣に取り組まなければ、これまでの地方振興策と全く同じで、貴重な税金が空に舞うだけである。特に長崎県においては、多くの離島を抱え島の魅力アップが求められている。

高齢者の皆さんが楽しく生活できる島にしなければ、若い人たちからも見放されてしまう。今、島の未来を描き始めている役場や市役所の職員たちの思いと、町議会や市議会の皆さんとの議論が真剣に行われることが最も重要であり、多くの住民が注目しているのである。

それぞれの議会の議員の半数は、島の暮らしの魅力アップを真剣に考えており、期待が持てるのではないのかと思う。残りの半数は公共事業中心のこれまでの取り組みを考えており、人口減少や超高齢化の島の変化に対応できていないのではと思う。

それぞれの議会の半数が、しっかり島の現実を見据え長崎県の離島でなく、全国の離島だといった方向性を持ち始めている。これからの島のデザインを描くために最も必要な議会の積極的な議論に期待が持てるのではないのかと思う。島暮らしの創作の幅を広げる第一歩が始まろうとしている。

参考資料
平成27年度新上五島町予算編成方針について

by magome2007 | 2015-02-19 06:31 | Trackback | Comments(0)

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