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一般質問の準備中   

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県議会は一般質問を2月27日と3月2日、3日に予定しており、私の登壇は3日の午後からの予定で、現在質問の準備中である。一般質問の通告は定例会開催初日の午後5時までとなっており、希望する議員は全て通告を終えている。

一般質問の予定者は12名で、通告内容も重なることも多く、今回は地方創生に関する質問が多く出されているようでもある。それぞれの議員の視点が違うので答弁書を準備する担当職員は、本当に大変な作業が待っているものと思う。

私も同じ地方創生について質問を予定しているのだが、重なるようなことも想定していなければと思う。地方創生の質問視点は人口減少が多いのではと思うのだが、長崎県にとっては数十年前から人口流出が続いており、今回の人口減少対策との違いについて尋ねてみようと思う。

人口流出対策は知事の専権事項のように取り組まれてきていることは、県庁内の職員はすでに知っており、これまでの成果がなぜに上がらないのかについても、しっかり検証作業を行っているものと思う。それが前提になって次年度の政策が決定されてきたはずである。

県内の多くの集落において、赤ん坊が生まれない期間が長くなっているところが多く、人口流出や人口減少の影響は次世代の姿が見えなくなってきていることが最も大きな特徴ではないのかと思う。以前、赤ちゃんの泣き声を長いこと聞いたことがないと言っていたことを思い出す。

そんなことが珍しくないような全国の過疎に喘ぐ漁村や農村、山村においては次世代対策はどうなっていくのか、赤ちゃんの誕生も減少傾向に歯止めは効かず、特効薬のないぬかるみに足を踏み入れてしまっているのが現状ではないのかとも思う。

それでも座して死を待つのではなく、どこに流れを変える発火点があるのか必死になって考え込んでいるのが行政の今の姿ではないのかと思う。給料を御国から頂くことで給料のコスト意識は思うように浸透せず、赤ちゃんが生まれなくても生活が保障されてしまっている。

赤ちゃんが生まれるような行政のあるべき姿は見当たらず、超高齢社会へとまっしぐらに突き進んでいるのである。生まれた子供は育てなければならないが、生まれてくる子供達のためにどうすべきなのか、結婚するための環境は年々良くなる様子はない。

赤ちゃん誕生が県内の多くの集落で見られるような行政の姿はどうあるべきなのか、様々な角度から提案も含め、県当局の取り組み状況と今後の見通し等について、もらすことのないような質疑を準備しなければと思っている。

※写真は初めて生まれた我が家の孫です。父子の初めてのご対面でした。こんな姿が全国津々浦々で 見られるようだと、地方創生は成功ですね。

by magome2007 | 2015-02-25 08:40 | Trackback | Comments(0)

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