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トップリーダーに求められるものは   

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島の町長はトップリーダーとして何すべきなのか、それは基幹産業の水産業を魅力ある産業に育て、関係する産業の広がりや販路について、あらゆる取り組みを行うべきであり、公共事業分野に割く割合を少なくすべきではなかろうかと思う。

これまで多くの町民の声を聞かせていただいた中で、町長に期待することは水産業の振興であり、公共事業ではなかった。公共事業の目的は産業振興であり、これまで行ってきた公共事業は産業振興に結びついてきていたのか、詳細な分析を行うべきである。

トップリーダーの逮捕等に至る原因は、公共事業にまつわる贈収賄であり、トップリーダー等が裏金に酔わされる姿を今も見せられている。連日報道されている献金疑惑においても同様である。海砂や砂利の分野においても利権で島が汚染されている。

このような島からさようならして、真剣に水産業や食品加工や観光等に力入れていたら、合併後の新しい町の姿は輝きを増し、全国でも注目される新生「上五島」になっていたのではなかったのか。県も公共事業中心でまねするだけの合併だったのかとも思う。

町内の全ての集落において聞かれる内容は、水産業の衰退はどうにかならなかったのかといった声が最も大きかった。中には手遅れでどうしようもないといった声もあったが、それでも取り組むことで諦めるにはまだまだ早すぎると話をさせていただいた。

観光産業の裾野を広げるためにも、町内の各集落で多くの人に知っていただきたいものを出していただき、全ての町民に知っていただけたら、島の資産がどれほど素晴らしいものかを知ることができる。我が集落の誇れるものを掘り起こすべきである。

トップリーダーの動きひとつで、町内の各集落が輝き始めるのですから、公共事業で頭の中をいっぱいにすることもなく、柔軟な思考で島の魅力を多くの人に知っていたでけるのである。そうすることで新たな公共事業も生まれ、相乗効果は非常に高いものになるはずである。

参考資料
若松ふるさと塾
紀寿し

by magome2007 | 2015-03-16 05:32 | Trackback | Comments(0)

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