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島の魅力は自立志向から   

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島への移住や長期滞在される人たちにとっての島の魅力はなんだろうか、それは集落の住民たちが集落の魅力を必死になって磨かれているからではないのかと思う。どんな素晴らしい資源でも、磨く人がいなければ光ることはない。

我が国には数多くの離島があり、長崎県内においても多くの離島を有し、それぞれの離島の魅力が個性あふれる島々として紹介されているのではないのかと思う。お隣の小値賀町は国内だけでなく、海外からも注目されているのである。

世界遺産に期待するようなことではなく、町民が島の資産を最高に活かすことを考え取り組まれてきた結果である。小値賀町は30年前から島おこしに取り組まれ、多くの地域おこしをされていた地域や人とのネットワークを作られていた。

当時の代表であった立石さんに会いに行ったことがあり、お寺の本堂で小値賀町の未来について熱く語って頂いたことがる。お寺の御住職をされている立石さんとの交流が始まり現在に至っている。全てが自立志向で行政に頼る姿はなかった。

今では行政を巻き込み、島全体が光り輝いているのである。ここには島の将来を語る人はいても、島を食い物にしようといった我が故郷にいるような人の話は聞いたことがない。私利私欲に固まっている人の姿をみることがないのである。

国内で離島の魅力を発信されているところに共通していることは、島の未来に対する真剣な取り組みであり、公共事業による島の発展を叫んでいるところはないことも共通しているのである。島のトップが公共事業の器の中で弄ばれている故郷の未来は大丈夫なのかと思う。

by magome2007 | 2015-04-19 06:09 | Trackback | Comments(0)

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