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県議会改革(3)   

■長崎県は数十年間県民所得の全国最下位グループに属し、未だにそのグループから抜け出せないでいる。昔から天領で栄えた地域は競争心が少なく、現状からの変化や改革を意識することがないのではと思う。現状維持の考えが強い長崎県であって、長崎県議会ではないのかと思う。

■地方の時代といわれながら、国主導で進められている地方分権を待っているだけでなく、議会も率先して長崎県の特徴を作り出す活動をすべきだと思う。そのためには県民と議会の距離を無くすことが最も重要であると思う。

■議会が変われば県庁は間違いなく変わって行くのであって、行政の仕事のチェックは監査委員会に任せるべきであって、議会としては決算委員会においてチェックはすべきだと思う。本来の仕事である予算審議をもっと活発にすることが重要である。

■そのためにも請願や陳情などの審議をもっと関心を持って取り上げ、議会としての説明責任を持つべきであると思う。これまでの審議状況を見ていると、行政に丸投げしているような姿が多く、行政の要望を聞いて逆に議員を説得する光景もある。

■長崎県の政策の決定権は議会が持っていることをしっかりと認識することであって、そのためには議会としてもっと活発な活動を展開しなければならない。これまでのような行政との馴れ合いを無くし、議会主導で長崎県の浮揚を図って行くのだといった強い考えを持つべきではないのかと思う。

■行政の仕事をチェックするのではなく、行政に仕事をさせる議会に変わって行かなければならない。そのための調査研究であって、政務調査費が批判の対象になることが可笑しいのである。このことは議員が活動していないことを意味しているのであって、一緒になってどうすればいいのかといった議論は首を傾げてしまう。

■次から次に起きる事件や事故を初め、難問山積している現状を解決するためにも毎日が汗流す日々であって欲しいと思う。議会改革の最後は議員の意識を変えることではないのかと思う。

by magome2007 | 2007-05-16 06:19 | Trackback | Comments(0)

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