航路を国道扱いに   

■航路は離島島民にとっては生活を維持する最も重要な制度であり、維持発展されなければならない。長崎県内には大型離島を含め随分多くの島が存在している。五島だけでも大小10以上の島があり、島と島とを結ぶ航路も多く、島民にとっては航路は島の生活そのものである。

■このように重要な航路を経営されている企業にとって非常に厳しい経営環境が続いている。特に最近における原油高騰において、フェリーや高速船の燃料費の高騰は経営を直撃して、企業努力の限界を突破してしまっている。

■昨年から今年にかけ料金の値上げを行っている企業も多く、それでも厳しい経営環境は続いている。島民にとって料金の値上げは島の生活を一層厳しいものにしていることは経営者達もよく分かっていることではある。しかし、企業経営ができなくなるほど燃料費の高騰は深刻である。

■これだけでなく、島の人口は毎年減り続け、利用者も減少の一途をたどっている。それをカバーできるように観光客の増加に必死になって取り組んでいるが、思うように効果が上がっていない。島には埋もれている観光素材は一杯あると言われているのだが、島民一丸となった取り組みは遅れているのが現状である。

■ここ数年は公共事業の減少で雇用の場が少なくなって、若い世代の島外流出も多く、次の世代が極端に減少していくのではといった不安も生まれ始めている。雇用の場の創出は島にとって取り組まなければならない最も重要な問題である。

■このような離島の現状を考えるとき、航路の果たす役割はとても大きく、民間企業に任せるだけでいいのかといった思いを多くの島民は持っている。赤字航路についてはしっかりと支援して頂いていることは知っているのだが、改革・改善すべきことも多くある。

■島民の生活や島の経済発展のためにも航路を国道と同じように扱うことができないものかと思う。島の厳しい現状を考えたとき、航路の国道昇格を真剣に考えるべきではないのかと思う。
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by magome2007 | 2007-06-12 07:14

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