厳しくなる公務員稼業   

■年金問題が大きな政治問題になって、今回の参議院選挙の争点になってしまっている。次から次に出てくる社会保険庁の数々の失態やお上意識の職員の姿が映し出されている。時代劇を見ているような遠い昔の出来事のような気がする。

■これが現代に日本の姿であって、高齢化社会の基礎となるはずの年金制度のことなので、全国津々浦々までこの問題であふれている。このような問題が起きてしまったのは、政治家の取り組みに全ての原因があると思う。

■自民党は官僚に丸投げしてきた年金制度、年金制度を受けてきた官僚や公務員の皆さんを庇ってきている民主党、本来であれば誰のための年金制度なのかといったことが、常に審査されていたらこんな問題は起きてこなかったのではと思う。

■国内で最も大きな労働組合の自治労は、今回の社会保険庁の失態をどのようにみているのであろうか。失態ではなく、これまで行われてきていた日常業務なのであるが、まさに失態といわれるような業務を長年取り続けていたのである。

■金融機関に必死になって預貯金に励んで、定年迎えて窓口に行って「あなたの預貯金の口座はありません」と言われたことと同じである。このようなことを行ってきているのであって、それもお上意識の上でやっているので、庶民は逆らえずに沈黙をしていた。

■このような公務員制度の改正は当然すべきであって、このまま放置していると国の存亡にかかわってくるのではと思う。裏金問題やカラ出張など、これまでも数々の問題を起こしてきているのに何も変わっていなかった。

■共通しているのは国民不在のお上意識に支えられている、公務員稼業の実態である。長崎県の最下位グループから脱出できない原因も、ここら辺にあるのではと思う。これからは責任の明確化が議論されてくるのではと思う。

■これまで公務員に対する責任追及はあまりなされてこなかったのだが、このことが事態の悪化を助けてきたのである。しっかりとした責任の所在がこれから求められていくのではないのかと思う。
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by magome2007 | 2007-07-02 07:58

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