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社会保険庁文化と県庁文化   

■共通している点は、どちらも公務員といったところではないのかと思います。国家公務員と地方公務員の違いはありますが、身分の保証については甲乙つけがたいところではないのかと思います。

■社会保険庁の中間報告が出ていますが、組織統治がなっていなかったと指摘を受けています。これはそれぞれの公務員の組織文化にいえることであって、共通している点でもあると思います。

■戦後の厳しい時代を生き抜いたときの公務員は安い給料で、朝から夜遅くまで頑張ってきたはずです。給料も税金徴収しなければ払えない時期もあって、住民の暮らしと直結していた時期もあったのです。

■そんな時期はお上意識もなく、真剣に地域社会や天下国家のことが仕事を支え、住民に奉仕する精神がしっかりと息づいていたはずです。豊かになって、住民の生活実態からかけ離れていったのではないのかと思います。

■このころから、カラ出張やう裏金が横行し始めたのではないのかと思います。これからが悪しき県庁文化が生まれ育てられていったのではないのかと思います。長年悪しき文化に浸かってしまうと。周りの声は完全に遮断されて聞こえなくなっていきます。

■社会保険庁は解体して新しく再出発が図られますが、県庁はどうすれば県民の生活が見えるような組織に生まれ変われるのでしょうか。県庁中心の世界がしっかりと根付いてしまった感じがしてなりません。

by magome2007 | 2007-07-11 09:13 | Trackback | Comments(0)

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