戦略練り直し   

■自由化に向けた交渉が大きく前進していきそうな報道がなされているが、輸出産業にとっては明るい話題だと思う。しかし、農林水産業にとっては非常に厳しい対応が求められていくのではないのかと思う。

■東南アジアの農水産物は安くて、加工品においても品質が良くて安いとなれば、中国産以上に脅威であると思う。これからの我が国における第一次産業の政策を初め、戦略の練り直しを進めなければならなくなってしまった。

■農業政策や漁業政策については、我が国の農村や漁村の生活に直接響くことであって、慎重に進めなければならない。これまで国内問題としての議論が多く、国内外の問題にからめて議論がなされてこなかった。

■今回の東南アジアとの交渉を前に、米に輸出や高木レポートなど今後の政策を進めるにあったっての下準備が進められている。本来であれば農業や漁業に直接関わっている皆さんの意見を聞くべきなのに、今回も余り聞かれることはなかった。

■これまでの全農や全漁連に対する協議は思うように進めることもなく、今回の貿易交渉が与える影響はどうなっていくのか、それぞれの立場にあって厳しい協議が予想される。それに、今回の参議院選挙における民主党の国内向けの政策の影響も考えられる。

■これから注目しなければならないことは、農水省や水産庁の政策がどのように変わっていくのかを、しっかりと関心もって推移を見つめていくべきである。地方にとって、農水問題は最も重要な産業政策の一つであって、行政任せでは事態の好転が期待できない。

■本来であれば地方政治家も国会議員も含めて、それぞれの地域において農水産業の未来に向かって、どうあるべきかといったことを議論しなければならない。現場においては外国の情報が直接手に入らないことが気になるところだが、中央も地方も一緒になって情報開示は進めるべきである。

■日本の将来のために、農業と漁業をどうすべきかといったことを、ガラス張りのかなでしっかりとした方向性を出して行かなければならない。
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by magome2007 | 2007-08-27 08:32

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